大天井ケ岳・小天井岳・高山「大峰」

1992年 10月 18日(日曜日)

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低山徘徊日記
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 90年の6月に山歩きを再開して、今回で100回目の山行ということで、
 もう一寸マシな山へ行けば良かったのだが、相変わらずの近場の山で辛抱する
 ことにした。(100回といっても、その大半は生駒山)

 生憎の天候ながら、久し振りに家内と一緒に出掛けたのだが、家内は、昨日、
 オバチャングループで雲母坂から比叡山へハイキングした直後・・という事で、
 ブツブツ言ってたが、アルプス縦走だったら3〜4日連続で歩くのはトーゼン
 ・・・と騙して出掛ける。

 6時、車で出発。
  
 8時、スタート。洞川温泉の駐車場に車をとめて、歩き始める。旅館街を大峰
 大橋の方へ歩く。母公堂を少し過ぎた辺りで、左の林道に入る。ゲマタ橋を渡
 り、舗装された道を歩く。最近出来たという五番関トンネルへ向かう道だ。

 9時5分、五番関の矢印。小さな橋のたもとに矢印の道標がある。そこから、
 約10分の急登。

 9時15分、トンネル前。先程の林道の続きに合流。トンネル右手に、取り付
 きの道標がある。

 9時30分、五番関。例の、女人お断りの門がある。15分休憩。青根ケ峰へ
 向かう縦走路に、左へ分岐する道があり、吉野古道開通の表示板と大天井ケ岳
 への道標がある。

 ここから大天井ケ岳までは、多分、去年だったと思うが、道が整備されたとは
 テレビで言っていたが、その通りきれいな道で歩き易い。あまり急な登りでは
 ない。むしろ、五番関までの道の方が険しい。

 10時15分、大天井ケ岳(1438.7)。20分休憩。道が整備されてい
 たので、意外に簡単に着いてしまった。頂上付近では、相当ガスっていて、展
 望皆無。今朝の天候から予想していたものの、残念。

 休憩後、北の尾根のレールのような工作物に沿って、踏み跡を小天井岳へ辿る。
 ここからは、所々にある赤や黄色のビニールテープと踏み跡が、頼り。地図と
 コンパスのお世話になる。

 11時15分、小天井岳(1170)。10分休憩。単なるピークといった感
 じ。

 11時40分、とあるピーク。昼食。20分休憩。朝、あまり食べてないので、
 食べなきゃ・・・。

 12時40分、高山(1169.3)。10分休憩。このピークを小天井岳と
 書いてあるものもある。
 この付近からは小南(こみなみ)峠にかけては、枝打ちがされた為か、テープ
 が殆ど見つからず、踏み跡も、落とされた木の枝などが散らばっていて、再三、
 道を失う。マア、高い方へ登って居れば間違い無いようだ。

 高山から旧小南峠へ下りて来ると、小さな祠が祭られている。左へ下りる踏み
 跡もあったが、ガイドブックのコースを行くことにする。祠の横のヤブっぽい
 踏み跡を登って行く。次のピーク付近では、一時、完全に迷ってしまい、きっ
 と一人だったら、左の植林された斜面を、トットと下りていたかもしれない。
 なんとかピークを越して、鞍部に下りて来た処、右手の二本の木に赤いビニー
 ルテープが、バツ印に、特に目立つように貼ってあり、ここから右手の急斜面
 の道を下る。わずかな下りだ。

 13時30分、小南峠トンネル北口。車と出会うと危ないので、一応、ヘッド
 ランプを点灯してトンネルを通る。ここからは、のんびりダラダラと自動車道
 を下る。たいした展望も楽しめず、ヤブばっかりで、ほんとに物好きだ、と自
 嘲しながらも、こうして、のんびり道を下っている時が、充実感も満足感もあ
 る。

 ほとんど、車は通らない。土手には未だワラビ等があり、少し採ったりしなが
 ら歩く。

 今にも降りそうな雲行きだったが、最後まで、雨は降らなかった。

 14時40分、駐車場。
 17時20分、帰宅。

1993年 6月 5日 (土曜日) 曇り    (メンバー)芳子


『低山徘徊派! (^^)v』及び『ML低徘』へのご意見、ご感想はあきゆき(akiyuki@teihai.com)までお願いします。(黒江彰之)
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