日出ケ岳「台高」

1994年 6月 26日(日曜日)

TOP MENU
低山徘徊日記
山域INDEX
LAST PAGE


 雨の季節には、徹底して雨を楽しもうではないか・・・と大台行きを計画。ガ
スの渦巻く神秘的な原生林を歩けると、雨具関係準備万端で出かけたのだが、生
憎と、雨は一滴も降らず、初志を貫徹出来ないままに帰宅・・・(^^;

 近鉄・大和上市駅より、奈良交通のバスで、日出ケ岳直下の駐車場まで行き、
また、バスで帰るという軟弱山行だった。バスの乗客は、私達を含めても7人、
貸切り並み。わさび谷より大台ケ原ドライブウエイに入ったバスは、細い道を快
調に進む。伯母峰峠を越えると、谷側に大峰の山々が、意外に、近くに見える。
大普賢の特徴あるギザギサの頂が見えるとジンとくるものがある。

 駐車場に到着。自家用車が多い。雨は降りそうにない。(^^;

 大台ケ原の周遊コースを、時計廻りに、14時30分のバスに間に合うように
歩く・・・それが今日の課題だ。駐車場・日出ケ岳・正木峠・尾鷲辻・牛石・大
蛇ぐら・シオカラ谷・駐車場と歩く。雨は降らないといっても、いい天気という
訳ではないので、たいした展望は無い。大峰の輪郭も定かではない。正木ケ原辺
りでは、よく写真に出てくる立ち枯れの木々が、幻想的な雰囲気をかもす。大蛇
ぐらからシオカラ谷へは、石楠花のアーチ。時期が悪かったけど、花の残りを見
つけては感激したりする。

 シオカラ谷の吊り橋や付近の道は、十数年前に来た時と比べて、随分立派にな
っていたが、必ずしも、今の方が、面白い訳ではないナ・・・

 帰りも、行きと同じバスで同じ運転手さん。あの細い道で、あの大きなバスを
動かす芸術的な運転に感心する。

 家内は、初めてだったので、良かったと言ってくれた・・・雨は無かったけど、
それが救いだった・・・(^_-)。
                                                                               
1994年 6月 26日(日曜日) 曇り (メンバー)芳子

        10:30- 10:40           駐車場                                          
        11:10- 12:10  1694.9m  日出ケ岳                                        
        14:05- 14:30           駐車場                                          

『低山徘徊派! (^^)v』及び『ML低徘』へのご意見、ご感想はあきゆき(akiyuki@teihai.com)までお願いします。(黒江彰之)
サイン