御池岳「鈴鹿」

1992年 12月 17日(木曜日)

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低山徘徊日記
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 6時、昨夜から我が家に泊まっていた白馬山猫さんと車で出発。夕べ、遅かっ
たので、寝過ごしてしまい、予定より遅い出発。
 8時、三岐鉄道終点の西藤原から北へ少し行った坂本谷の登山口に着く。名阪
国道は、今までと違って平日という事で、かなり混んでいて思いの外、時間が掛
ってしまった。

 8時15分スタート。気温は暖かく、風も殆どなかったが、雪は残っていた。
20〜30センチ。これからのシーズンは、本格的な冬山装備が必要だナア・・・。

 10時10分、白船峠。1時間程坂本谷を登り、左岸の斜面にとりつき、尾根
を一つ越え、冷川谷の枝沢を越えて、山腹を巻くように登ると、峠に着く。目指
す御池岳には、いやらしい暗雲が懸かっている。

 10時20分、稜線の道を登り始める。稜線に出ると、少し風もあり、冷たく
感じたので、ジャンパーを着て、手袋もはめる。左手からの風を避けるように、
左手で耳を押さえながら歩く。でも、そんなに厳しい冷たさではない。しばらく
で、冷川岳(1054)。山頂らしい広場はない。御互いに、記念写真を撮る。

 暫く稜線を行って、左手のコルに下る。途中コグルミ谷からの道に合流し、
1〜2度アップダウンを過ぎて下りていくと、真ノ谷の道との出合い。標識に従
って左に折れて、少し行くと、鈴北岳への道と御池岳への道の分岐に着く。分岐
を少し御池岳方向に上がったところで、大休止。12時にはなっていなかったが、
昼食にする。弁当のおにぎりを食べて、リキが入ったところで、最後の登りへ向
かう。標高差は200位だ。

 途中、ルートを外してしまって左の尾根に入ってしまったが、強引に登り、上
部で右手の沢に向かうと、何とか正規のルートに合流。後は、テープの目印を丁
寧に追って、山頂へ向かう。

 13時、御池岳(1243)頂上。記念写真(白馬山猫さんとツーショット)。
ガスはなかったが、曇っていて、展望皆無。暫く休憩して、元来た道を下りる。
少し下りたところに、奥の平・ボタンブチへの分岐の案内表示があったので行っ
てみる。1241のピークまでは行けたような気がするが、何の表示もなかった
ので、よく判らない。先の分岐まで戻り、元来た道を下りる。

 帰りは真ノ谷の道を歩くことにする。急な涸れた沢を下るが、雪のため足元が
不安だったが、遮二無二下りる。急下降を終えて、暫く行っても、ナカナカ白船
峠への分岐に着かない。通り過ぎたのかと不安になって、白馬山猫さんと相談し、
左岸の斜面を稜線まで、直登する。稜線に出ると、登る時につけた踏跡があった
ので、稜線を右に進む。冷川岳のピークを経て、15時頃白船峠着。要するに、
白船峠への分岐は未だだったのに、勘違いして早く稜線へ登ってしまった・・・
という事。

 17時、車に戻ってくる。
 17時15分、帰途につく。途中ラーメンを食べて、西大寺駅で白馬山猫さん
と”又、一緒に何処かへ行こう!”と約束して別れる。20時、帰宅。

 結構、登り甲斐のある山で、面白かった。平日だったので、他の登山者は皆無
だったが、のんびりと静かな山歩きが出来た。

1992年 12月 17日(木曜日) 晴れ時々曇り  (メンバー)白馬山猫

        08:00- 08:15           坂本谷登山口                                    
        10:10- 10:20           白船峠                                          
        10:30- 10:40  1054.0m  冷川岳                                          
        13:00- 13:30  1243.0m  御池岳                                          
        15:00- 13:55           白船峠                                          
        17:00                  坂本谷登山口                                    

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