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マイカーで畳平に入れるのも今年まで・・・その今年も、この月末までのあと数日。こんな時に出かけると混雑の要因になるだけなのだが・・・(^_-) 15日の寒冷前線通過による降雪で、16日は終日通行止め。県道乗鞍岳線(乗鞍エコーライン)は17日も朝の内は通行止め。昼前になってようやく解除されたらしい。 宿の朝食は7時半から・・・ということであったが、6時から可能・・・ということで、少し早めに食べて出発。この日はお天気もよく、期待に胸を膨らませて車を進める。駐車場はほぼ満杯状態。まだ、空きスペースは少しあったのですぐ駐車は出来たが、早く出て正解だった。 富士見岳経由で山頂に向かう。残雪に気を遣いながらも、久し振りの大きな山を満喫。快晴だったが、剣ケ峰に着いた9時過ぎには、すでに御岳は雲海に浮かぶ島のような感じ・・・槍・穂高岳方面も徐々に雲が増えてくる。富士見岳では穂高方面もくっきり見えていたのだが・・・ 肩ノ小屋あたりからはガスが巻き上がってくる。小一時間、山頂で雰囲気を楽しんだ後、下山。摩利支天岳のコロナ観測所を見学、最後に大黒岳に立ち寄って畳平に戻る。帰ってくるとすごい車。駐車場に入れない車の長い列が続いている。平日でこんな状態であれば、土日は、もっと酷いのであろう。 売店で山菜弁当など買って昼食。しばらく休憩した後、今度は有料の『乗鞍スカイライン』で高山へ・・・ 更に、R41経由で河合へ、そしてR360で世界遺産となっている白川郷へ・・・途中、天生峠で紅葉散策。白川郷の展望台に立ち寄り、今夜の宿の平瀬温泉へ。ここは、白山や三方崩山の登山基地でもあるのだが、今回は元気が無いのでパス。温泉に入る。 ◇◇エピソード1◇◇ 私が剣ケ峰頂上に着いて、家内を待っていると、片隅でパラパラと拍手がおこる。その時はピンと来なかったのだが、そうとう年配のご婦人が山頂に到着された時であったようだ。グループなどで、最後の人が到着したりすると、よくそんな光景を目にすることがあるが、グループのメンバーというわけではなく、単に途中で出会った人たちが拍手をしたようであった。 その後、見ているとその老婦人は若い男性と一緒で、その男性はボランティアの学生さんかガイドのようであった。下山途中にも、出会ったが、いろいろ気をつかいながらサポートをしていた。おいくつかは判らないが、歳とっても山歩きができるのは素晴らしいことだ。羨ましく思った。 ◇◇エピソード2◇◇ 剣ケ峰頂上に着いて、しばらく休んでいると、やがて時々ガスにつつまれるようになってくる。頂上からふと下を見ると微かな虹が・・・として、よく見ると微かにブロッケン現象。若者二人が喜んで、踊るように影の動きを楽しんでいる。写真に写っていなかったのが残念。 ◇◇エピソード3◇◇ 1980年8月13日、まだ小さかった娘や私の母も一緒に、上高地・乗鞍・白骨・平湯あたりをドライブしたことがある。当時は、まだマイカーで上高地に入れたのではなかったろうか・・・その時、私の母を駐車場に残し、剣ケ峰をピストンしたが、その時の記憶は、ほとんどない・・・一枚の写真(『秘密のページ』に掲載)があって、その撮影場所を確認したかったが、背景の池で、凡その検討がついただけであった。 ◇◇◇ 参考リンク ◇◇◇
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