夏山用に新しい靴を調達。足慣らしにちょっとだけ歩いてきました。
8時半、車で出発。あまり歩く予定ではないので、ドライブ気分。去年、道を
間違って、ずいぶん遠回りのドライブをするハメになったのだが、今回も、その
ことをすっかり忘れていて、全く同じ過ちを繰り返してしまう ^^; 時間があ
れば、「道の駅」の駐車場から歩きたかったのだが、省略して、林道を山頂直下
まで入り込む。なんとかお昼前に登山口に到着。
空の4分の1ほどは白い入道雲に覆われ、少し黒雲も懸っているが、夏らしい
良い天気だ。登山口には1台のライトバンが止まっていて、地元の方だろうか、
3名の方が少し離れたところで作業中。ここまでの道すがら、去年の台風の傷跡
が、まだまだあちこちで見かけられ、その関係の片付けもボチボチやられている
ようだが、元通りになるには、まだまだ時間が掛かりそうだ。
登山口の取り付きは、立派な階段が出来ていて、そこから山頂まで草が刈られ
て、吃驚するほどよい道になっている。団体の登山か、登山会でも催された感じ
で、山頂を示す赤いテープが貼られていたりして、ずいぶん開けてしまっている。
8月頃だとホトトギスの咲いてる辺りを、ふと見ると、ウツボグサが咲いている。
群落というほどのことはないが、10株ほどが固まって咲いている。
登山道が整備されて歩きやすくなったせいか、20分ほどでスイスイと登って
しまう。頂上付近でも倒木が沢山あったみたいで、後片付けがされているものの
それは比較的最近のことのようで、まだ新しい切り株もある。植林が倒れてしま
った分、少し見通しがよくなっている。稲村から大普賢、行者還、弥山、八剣と
連なる大峰の山々が木の間越しに望める。
昼食にアンパンを齧って、下山にかかる。登って来た道を、1つ手前の小ピー
クまで戻り、右に下るべきところを直進、前回来たときに確認したヤブ道に入る。
一応、はっきりした踏み跡はあるのだが、台風の影響がまだ残っていて、かなり
歩き難くなっている。まあ、それでも1度通ったことのある道なので、安心して
下っていくと、見覚えのある杣道に出る。右に曲がり、ほぼ水平な道を行く。前
方左手下に、工事中の林道が見えてくる。踏み跡は少し細くなって、その林道に
沿って続く。去年は、すんなり行けたこの道も、途中に1箇所崩落個所があり、
迂回する踏み跡が出来ている。やがて、登りに使った登山道に合流。少し下って
登山口に到着。
作業していた3人はお昼休みで、登山道の木陰で昼寝中。オカトラノオが綺麗
だったので、写真を撮りながら汗の引くのを待つ。車で、大日山の下の「富貴辻」
まで引き返す。以前、1度登ったことはあるのだが、家内がまだなので、一応登
ってみることにする。
以前は、取り付きもよく判らぬ状態だったのだが、いまは、はっきりした踏み
跡ができている。途中のアンテナ設備もよく覚えている。10分ほどで、社の裏
手にある山頂に到着。木立ちのため、あまり展望はよくない。社の下にはトイレ
まであるのだが、これは、信仰の山として地元の方がよく登られるからだろうか
・・・とても、ハイカー用とは思われない。
来た道をトコトコと下り、再び富貴辻へ・・・ 「富貴辻」の案内板と石柱の
あるところへ行ってみると、ここが素敵に涼しい風が通りぬけている。少し涼ん
で着替えをし、「道の駅」まで車で下る。期待していたユリの花はまだ1〜2週
間早い感じで、途中、大きな蕾をみとめただけであった。「道の駅」で少し休憩
した後、帰途につく。途中の露店でスイカを1個仕入れて帰る。
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