カマクラ・峰床山「京都北山」

1994年 11月 6日(日曜日)

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低山徘徊日記
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 6時18分のバスで出発。近鉄・京阪と乗り継いで出町柳駅へ。雨にも関らず、 バスは満員。坊村まで立って行くハメになる。ほとんどの人は、坊村で下りる。 私以外は武奈のようだ。

バス停から少し戻って、安曇川にかかる橋を渡る。突当たりを右に行くと、すぐ 鎌倉谷の散策歩道の案内がある。谷の左岸に沿って少し行くと、谷道と尾根道の 分岐。右手の尾根道に入る。道は広いし、よく整備されていて歩きやすい。傘を さして歩ける。初めの方だけ、急な登りがある。途中、谷道からもう一つの道と 合流。ほんとに気持ちのいい雨だ・・・(^^; 紅葉も進んでいる。意外に早くカ マクラ(鎌倉山)に到着。だあ〜れもいない・・・(^^; 身体が冷えるまで休憩。

 カマクラから急坂を下りると「千年杉」の表示のある立派な杉の木がある。そ の側を通り過ぎ、小さなアップダウンを5〜6回繰返して、下りてきたところが オグロ坂峠。

 広い山道を左に少し行き、右の細い道に入る。この辺りに来ると団体の登山者 などで賑わっている。もう少しかなと思ってピッチを上げると意外に遠くて、息 切れ寸前で、なんとか頂上。

 4〜5人のパーティが先着していて、私が到着するや否や写真を頼まれる・・ ・(^^; こっちも、撮って貰う・・・(^^)v 濡れたシャツを着替えて、例の おにぎり弁当。

 幸い雨は霧雨程度になって、ゆっくり食事できる。後から、上がってきた10 人位のパーティは大きな鍋を出して、派手にやってくれる。頂上でいろいろ話し ていると、八丁平の紅葉も素晴らしい・・・という事なので、帰りに寄ってみる ことにする。

 クラガリ谷を下りていくと、未だ最盛期ではないのだろうが、雨に濡れた木々 が僅かに明るさを取戻した光の中で、しっとりと輝いている。天気が良ければ、 ここでゆっくり散策を楽しみたいところだ。ゆっくり昼寝でもしたいところだ。

 暫くの散策の後、フノ坂・市二ノ谷管理舎を経て大悲山口へ向かう。又、登り もある。ナメラ谷添いの林道まで出てくると、あとはのんびり林道歩き。

 峰定寺では、参拝しようとしたが、雨の時は参拝出来ないようだ。(^^;

 大悲山口のバス停まで出てくる。雨も上がって来たようだ。時刻表を見ると 14時40分の後は17時31分まで無い(^^;

 仕方なく、近くの食堂に入って、そば定食を食べたり、コーヒーを飲んだりし て、バスを待つ。この食堂、ご夫婦でやっておられてなかなか親切、自家製の干 し柿をいただいたりする。電話まで貸していただいたりで、2時間はあっという 間に過ぎる。もし、このお店がなかったら、濡れ鼠で2時間も待てないので、ト ボトボとバス道を歩くしかなかっただろう。改めてお礼を言ってその店を後にす る。

 帰りのバスは座れたけれど、結構、沢山の山姿の人。こんな雨の日にスキモノ が多いナア・・・京都の山は・・・(^_-)

1994年 11月 6日(日曜日) 雨 (メンバー)単独

        09:20          320.0m  坊村                                            
        10:25- 10:40   950.5m  カマクラ                                        
        11:25- 12:15   970.0m  峰床山                                          
        14:50- 15:00           峰定寺                                          
        15:30- 17:31   420.0m  大悲山口                                        

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