６時１８分のバスで出発。まだ暗い。難波まで近鉄、そして、南海電車で河内
長野へ。今日は行きも帰りもバスの時間などを調べていなかったので、思ってい
た滝畑行きのバスは運休中。その手前まで行ける日野行きのバスも時間が合わな
い。仕方なく、サイクルスポーツセンター行きのバスに乗る。金剛山へ向かうバ
スは、登山客で溢れていたが、こちらのバスは、登山姿は一人だけで、殆どスポ
ーツセンターの従業員みたいだ。
終点のサイクルスポーツセンターで下車。自動車道を滝畑を目指す。暫く行く
と、前方眼下に滝畑ダムが開け、その向こうに岩湧山が見えてくる。面白くない
車道歩きとはいえ、車は殆ど通らないし、思いがけない展望にこのルートをとっ
て、一寸、トクしたような気分になる。ダムの手前まで下りてくると、日野から
の道に出会い、右折する。ダム湖の湖畔に沿って、滝畑の集落を目指す。対岸へ
渡る夕月橋を通り越して、集落に入る手前で右折して、光滝寺方面へ向かう。左
手につり橋のあるところで、再度右折。角に槙尾山への案内表示がある。
石段を上がっていくと、すぐに山道になる。少しの間、急な登りが続くが、す
ぐに水平道になり、右手の沢が上って来たところで、その小沢を渡り、少し先で
もう一度小沢を渡ると、やがてボテ峠。看板もある。ここで、槙尾山への道をは
ずれ、左の尾根の踏み跡に入る。
ここからは地図を持っていないので、ひたすら、踏み跡を辿る。猿子城山の手
前では、大好きなヤブにハマって苦しい急登を余儀なくされたり、その後も、誤
って谷に下りかけて、ルートを見失ったりしたが、なんとか千本杉峠にたどり着
く。林道風のゆるやかな登りを詰めると、ようやく、三国山山頂にたどり着く。
建設省の小屋の裏手がピーク。
一寸遅目の昼食。今日は、おにぎりと焼きいも。薮の中のピークだ。展望は殆
ど無い。ピーク近くで会った男性が「槙尾山からの方がバスの便が多い」と言っ
てはったので、槙尾山へ行くことにする。
来た道を戻り、上山から少し下ったところの分岐で、左の槙尾山へのルートに
入る。途中、小さな捨身ガ岳のルート案内から左斜面の踏み跡に入る。案内板や
山名板が無いので、ルートは良く判らないが、とにかくテープを頼りに、やみく
もに歩く。アップダウンを繰り返し、しばらく歩いていると下りの道になり、な
んと、施福寺の裏手に出てくる。お寺の建物の塀の中に下りてきたので、一寸、
おろおろして出口を探す。
施福寺は、初詣の参詣客で結構賑わっている。茶店でカルピスウオーターを買
い、少し休憩。お参りをしてからバス停へ下りる。バスは１時間に１便程度で、
バスの時間まで着替えをして休憩。
１５時２２分の泉大津行きのバスで帰途につく。
今日は何処をどう歩いたのかよく判らない部分がある。大体、猿子城山なんて、
私の地図には出てない。どこを歩いてるかよく判らないので、変な道に迷い込ん
だりした。やはり、エリアマップの「紀泉高原」を買わなくては・・・・・
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