三峰山「室生」

1993年 2月 28(日曜日)

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低山徘徊日記
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  三峰山は、去年の今頃、奈良交通のバス「霧氷号」で家内と出掛けた山だが、
  今年も、あの霧氷が見たくて、計画。ダケド、夜来の雨と暖かさの為、霧氷ど
  ころか、雪も殆ど溶けて、残雪といった感じ。凍ってもなかったので、アイゼ
  ンも不要の山行だった。

 8時4分、バスで出発。
 9時6分、近鉄榛原駅に到着。
 9時15分、奈良交通「霧氷号」発車。夕べは雨で、今朝の天気は曇り、暖か
 いので、霧氷は望むべくも無い。でも、こんな日でも、バスには30数人のス
 キモノが乗っていた。ひょっとしたら、一人ではないかと、恐れていたのだが
 ・・・。

 10時半頃、奥宇陀青少年旅行村に到着。

 10時45分、スタート。神末<こうずえ>川に添った林道を登って行くと、
 左手の橋を渡る道と、直進する道の分岐がある。左へ行くと去年行った「登り
 尾コース」。

 今年は直進して「新道コース」を行くことにする。林道は、直に右岸に渡り、
 しばらく行くと、左岸に戻る。このあたりで、霧が霧雨といった感じになる。
 雨具を付ける。左の山道に入る道標がある。この道を行くと、再び林道に出る
 が、出た所を右に少し下る。コンクリーの橋の手前を左の沢道に入る。ここか
 ら、本格的な山道だ。ガスも深くなって来る。雪も10センチ位ある。小さな
 沢に添って、丸木橋や飛石で右岸・左岸と、幾度か渡り帰しながら登って行く。
 途中フェンスの網戸を潜って沢を詰めて行く。所々に案内表示もあるので、注
 意しながら登る。意外とあっけなく峠に出る。右は白髪山・高見山方面への縦
 走路・左は三峰山を示す道標がある。

 11時50分、新道峠。10分休憩。ここからは、比較的なだらかな登り下り
 の尾根道だ。溶け始めた雪で、泥濘が酷く、歩き難い。わざと踏み跡を少し外
 したコースを採る。
 12時25分、三畝峠。左から登り尾コースの道が合流。初老の男性1人とす
 れ違う。暫く行くと、道は左に登る道と直進する道に別れている。左は直接頂
 上を目指す道で、直進は八丁平。左の道をとる。

 12時40分、三峰山(1235.4)山頂。ガスっている。先客は中年の男
 性1人。昼食。残念ながら、展望皆無。霧氷皆無。一面ガス。1等三角点あり。

 13時、下山開始。頂上手前の道標に従い八丁平へ下りる。去年もそうだった
 が、ここの風はきつい。そんなに寒くなかったのが救いだった。八丁平を少し
 ぶらついた後、三畝峠を経て、登り尾コースを下りる。途中子供ずれのパーテ
 ィが上がって来る。小屋で昼食を済ませて来たようだ。やがて、小屋の手前に
 出て来る。小屋の手前を左へ行くと登り尾の登山口。右へ行くと不動滝だ。右
 へ少し登ると少しマシな小屋がある。

 13時25分、避難小屋。10分休憩。4名ほどの女子パーティが賑やかに食
 事中。小屋の裏手から不動滝へ下りていく。急な下りだが、要所要所は丸太の
 階段で整備されている。動物除けのネットの扉を潜り急斜面を下りてもう一度
 ネットを潜ると、出た所が不動滝だ。

 14時、不動滝。少し下ると林道に出る。右手に下る。

 14時20分、登り尾登山口。バスの発車まで時間があるので、少し遠回りし
 て林道まで登る。

 14時35分、林道出合い。5分休憩。

 15時5分、旅行村。焚火がある。待ち時間が長いので、有り難い。水もある
 ので、汚れた靴やスパッツを洗う。漬け物や甘酒等を売っている。ビールや地
 酒もある。ネーム入りの登山記念カードを無料で作ってくれる。

 16時30分、バス出発。
 19時頃、帰宅。

 新道コースは曾爾の山々や高見山辺りの展望が素晴らしいという話しだったが、
 今回は展望もなく、霧氷もなく残念だったが、山を歩いているだけで、気分爽
 快。地元の御杖(ミツエ)村観光協会の暖かい歓迎もあって、気持ち良く帰ってこれ
 た。

1993年 2月 28(日曜日) 曇り後晴  (メンバー)単独


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