Wonderful Mountain Wandering

サンドイッチ山?発見!・交野山「大阪」

1999年 10月 10日(日曜日)  晴

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低山徘徊日記
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[訂正]サンドイッチ山はサンドイッチ山ではありませんでした m(__)m

  

甘南備山の案内板
  

交野山の案内板
  1998.10.25に甘南備山で見かけたプレートをチェックしたところ、同じ標高を   表示していましたので、これはこのピークの標高ではなさそう。サンドイッチ   山だという根拠はなくなりました。さらに、このピークの標高を本屋さんで交   野市の地図で確認したところ、219.6(うろ覚え)くらいのようでした。  出張の時に痛めた腰がまだ充分ではないので、休養にしようかなと思っていた  が、あんまり天気がいいので、軽く歩くことにして、近くの交野山へ出かけて  きました。

案内板
 途中の「くろんど池」付近では、連休のせいもあってか、車も多い。また、ハ イキングの人も多い。この辺りには芋堀をさせてくれる農園もあり、以前に来た 時は池の傍らで焼き芋を売ってたんだが、何故かこの日は休み。今年はやってい ないのか? ちょっと当てがはずれたが、そのまま駐車場へ向かう。この人出で は交野山の近くも満車かな・・・と思って行くと、案に相違してガラガラ。空き スペースにシートを広げ、お昼を食べてるファミリーもいる。  駐車場の奥から、細い踏み跡を辿る。なにか丸くて白いものが目に入る。キノ コかな・・・と思ってよく見ると、ゴルフボールだ。「へぇっ、こんなところま で飛んでくるのか・・・」と思って、「こりゃ、ヤバイな」と思わず身を竦める。 確かに、すぐ近くにゴルフ場はあるのだが、よく考えてみると、ボール飛んでき そうな方向でもない。結局「カラスかな・・・」ということになる。すぐに尾根 の広い道に出る。小さな谷間を挟んで交野山の山頂が見えてくる。ただ、木立が あってスカッと全景が見える訳ではない。一旦下り、登り返す。イヌタデやツユ クサなど雑草の花が咲いている。ゴルフボールも、また1個見つける。10分ほ どの軽い登り。もう、あまり汗をかかなくてすむ季節になってきた。  頂上は沢山の人だったので、そのまま「いきものふれあいの里」方面へ下山。 頂上でゆっくり見られなかった展望だが、途中の休憩ポイントからは眼下に広が る大阪平野を十分楽しむことができる。舗装道路を渡り、左手に行くと、右手に 白旗池が見えてくる。堰を作っている堤防の上を通り、右手に少し行くと「いき ものふれあいの里」。池のほとりのベンチに腰を下ろし、弁当にする。池の水は 随分水位が低くなっているようだが、双眼鏡で見るとシラサギやカモが、ほとん ど動かず、置物のように羽を休めているのが見える。  休憩後、サワガニの小路を下り散策するつもりだったが、その道の入り口右手 に不審な踏み跡が登っているのに気がつく。高いところがあれば、すぐに行って みたくなる悪い癖が出て、サワガニは後回しにし、そちらを探検してみることに する。踏み跡はちょっとだけヤブっぽく、蜘蛛の巣を払いながら緩やかに登って いく。尾根伝いに、はっきりした踏み跡が続いている。すぐにピークかと思っい てたが、結構奥は深い。ヤブっぽい中でハギの赤い花がひときわ鮮やかに目に映 る。ようやくピークらしきところに辿りつく。すると、なんとそこに「サンドイ ッチ山」を示す表示がある。実はこの「サンドイッチ山」というのは、以前、甘 南備山に行った時「交野山−サンドイッチ山−甘南備山」の表示を見かけたこと があり、そんなコースがあるのか・・・と、不思議に思っていたのだ。「サンド イッチ山」という名前も聞いたことがないので、何処にあるのか疑問に思ってい た。ここが、その「サンドイッチ山」であるのか定かではないが、標高が記して あるので、そうではないかと思う。案内板の写真だけ撮って来た道を引き返す。  再び、「いきものふれあいの里」に戻り、サワガニの道を下る。すぐに左手へ 入るドングリの小路があるが、まっすぐ階段道を下る。遊歩道のような幅の広い 道だ。沢沿いにはツリフネソウが咲いている。もう最盛期は過ぎたのだろうが、 かなり綺麗に咲いている。この辺り、いろんな植物を自然に戻そうという試みが なされているので、自生のものかはよく判らないが、近くの山でこういう花が楽 しめるのは嬉しいことだ。他にも、ミズヒキやアザミ、ツユクサも多い。また、 ムラサキシキブや赤い木の実などが目立つ季節だが、クサギが赤い花のように沢 山なっていた。  自然観察小屋まで下りてくると、今度は右に登る分岐がある。アサキマダラの 小路だ。ここを登ると適当な周回コースとなる。途中、直登するドングリの小路 への分岐を過ぎるとやや狭い階段道になり、三たび「いきものふれあいの里」に でる。  再び、池の堰堤の上を通り、先ほど交野山から下山してきた舗装道路に出る。 ここから舗装道路を登っていく。ゴルフ場の前を通り、30mほど過ぎたあたり で右手の土手の踏み跡に入る。これは、いつも帰りに通るお決まりのルートだ。 駐車場に戻ってくると、幾分、車も増えているようで、近くの茂みの中でムカゴ でも採っている人もいる。  交野山は、近くにある「くろんど池」と合わせて、沢山のハイキングコースが あるようだ。まだまだアチコチにいろんな探検場所もありそう・・・手頃な場所 だけに、また遊びに来たいと思いつつ、駐車場を後にする。
 1999年 10月 10日(日曜日)  晴        (メンバー)芳子

        12:15- 12:20           駐車場                       
       12:35          341.0m  交野山                               
       12:50- 13:10           いきものふれあいの里                      
       13:20                  サンドイッチ山と間違えたピーク       
       13:25                  いきものふれあいの里                        
       13:35                  観察小屋                                
       13:55                  いきものふれあいの里                        
        14:05- 14:30           駐車場                       

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