早春の笠置山「京都」

1997年 3月 8日(土曜日)

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低山徘徊日記
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 のんびり朝寝を楽しんでいて、家を出たのは11時頃。目的地は車で小1時間
の笠置山。R163から回ったのが間違いで、渋滞に巻き込まれ、予定よりやや
遅れてしまう。笠置北の交差点で右折し狭い橋を渡る。道はますます狭くなり、
すれ違いもままならない。すぐに笠置山登山口の標識が目にはいるが、ここが入
山予定地点ではない。細い車道を登って10分程も行くと笠置山登山口バス停が
目に入る。少し行きすぎた橋のたもとに車を止める。

 身支度を整え、バス停の方へ引き返して登山口を探す。線香の煙が漂ってくる。
よくみると対岸に石仏の祠が祀られているようだ。バス停の処に車を止めて、お
参りしている人がいる。その祠へ向かう橋があったので対岸に渡ってみるが、こ
こが取り付きではなさそうだ。バス停から、20mばかり北に辿ると右に入る林
道があり、笠置山を示す道標もある。ここが登山口のようだ。

 すぐに道は2つに分かれる。左手に登る道をとる。林道風の道は緩やかに登っ
ていくが、山登りというよりはハイキング・・・ここは、東海自然歩道なのだ。
やがて、あずまやの横を通って頂上にある笠置寺の境内に入る。どこが頂上なの
か、よく判らない感じの山だが、一番北側が頂上のようだ。

 300円の拝観料を払って修行場巡りのルートに入る。吃驚するような大きな
岩に刻まれた磨崖仏などを参拝しながら一巡りする。境内は公園になっていて、
桜などもたくさんあったので、シーズンにはすごい人出になるんだろう。今は、
たまにハイカーが訪れる程度で、静かな山を楽しめる。拝観料の300円は、高
いとは思わなかった。途中にあったあずまやまで戻り、昼食にする。紅梅白梅に
混じって白く小さなアセビの花が咲いている。

 来た道を戻る。途中の286m分岐から柳生へ向かう尾根道が続いている。道
標には飛鳥とある。324ピーク辺りまで辿ってみることにする。しっかりした道
が続いているようだったが、三角点は未確認。286m分岐まで戻り、車デポ地
へ向かう。この時間になっても登ってくる人は多い。この笠置山は柳生方面から
のハイキングの終着点になっているようだ。

1997年 3月 8日(土曜日)  曇り        (メンバー)芳子

        12:30                  笠置山登山口                               
        12:40          286.0m  286分岐                      
        13:00- 14:20   288.0m  笠置山山頂付近                
        14:35          286.0m  286分岐                      
        15:00          324.0m  324ピーク?                
        15:30                  笠置山登山口                  

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