のんびり朝寝を楽しんでいて、家を出たのは11時頃。目的地は車で小1時間
の笠置山。R163から回ったのが間違いで、渋滞に巻き込まれ、予定よりやや
遅れてしまう。笠置北の交差点で右折し狭い橋を渡る。道はますます狭くなり、
すれ違いもままならない。すぐに笠置山登山口の標識が目にはいるが、ここが入
山予定地点ではない。細い車道を登って10分程も行くと笠置山登山口バス停が
目に入る。少し行きすぎた橋のたもとに車を止める。
身支度を整え、バス停の方へ引き返して登山口を探す。線香の煙が漂ってくる。
よくみると対岸に石仏の祠が祀られているようだ。バス停の処に車を止めて、お
参りしている人がいる。その祠へ向かう橋があったので対岸に渡ってみるが、こ
こが取り付きではなさそうだ。バス停から、20mばかり北に辿ると右に入る林
道があり、笠置山を示す道標もある。ここが登山口のようだ。
すぐに道は2つに分かれる。左手に登る道をとる。林道風の道は緩やかに登っ
ていくが、山登りというよりはハイキング・・・ここは、東海自然歩道なのだ。
やがて、あずまやの横を通って頂上にある笠置寺の境内に入る。どこが頂上なの
か、よく判らない感じの山だが、一番北側が頂上のようだ。
300円の拝観料を払って修行場巡りのルートに入る。吃驚するような大きな
岩に刻まれた磨崖仏などを参拝しながら一巡りする。境内は公園になっていて、
桜などもたくさんあったので、シーズンにはすごい人出になるんだろう。今は、
たまにハイカーが訪れる程度で、静かな山を楽しめる。拝観料の300円は、高
いとは思わなかった。途中にあったあずまやまで戻り、昼食にする。紅梅白梅に
混じって白く小さなアセビの花が咲いている。
来た道を戻る。途中の286m分岐から柳生へ向かう尾根道が続いている。道
標には飛鳥とある。324ピーク辺りまで辿ってみることにする。しっかりした道
が続いているようだったが、三角点は未確認。286m分岐まで戻り、車デポ地
へ向かう。この時間になっても登ってくる人は多い。この笠置山は柳生方面から
のハイキングの終着点になっているようだ。
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