私市まで下りてみる・くろんど園地「大阪」

2002年 08月 25日(日曜日) 晴れ

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低山徘徊日記
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ルートマップ


交野八景「尺治の翠影」の説明板


案内図の写真(案内図を見ながら読んでください)

 いつもながらの低山ハイキング。今日は、くろんど園地から私市まで下りてみる。以前から、気になっていたルートだが、いよいよ、その道を下りてみることにした。2.5万図では、どこからか、左手に転じ、『月の輪滝』方面に行く点線道があったので、できれば、その道を下りてみたいと思っていた。ただ、『月の輪滝』という地名さえ知らなかったので、案内プレートがあったのだが、そちらには向かわず、私市まで下りてしまった。まだまだ、探検できるところが多そうで、楽しみなところだ。

 シーズンの日曜日とあって、第2キャンプ場もキャンプの子供たちが多い。通りかかると子供が寄ってきてサインをねだる。なんのことかよく判らなかったが、四角い小さな木片にひらがなで名前を書く。なにかのゲームかなんかだろうか (^_-)

 前回、獅子窟寺へ行ったときに使った分岐、ここは実は六叉路になっている。第2キャンプ場から送電鉄塔の立つ三角点を経て下って来ると、その分岐がある。@右手の谷に下る道(8/5のレポートで戻ってきたところ) Aその左手は尾根に登るルート(8/5のレポート、獅子窟寺へ下ったルート) Bその左手の下る道(これが今回下りた道) そのまた左手に2本の踏み跡がある・・・これを順にCDとすると、Cは尾根道Dは谷道で、いずれを行っても少し先で合流、草原広場を経てスイレン池に至る。そして、私たちがやってきた道をEということにしておこう。

 この六叉路の中で、今まで足を踏み入れたことの無いのは、今日歩いたBのルートだけだ。その道を下る。初めての道は、いつもワクワクする。今日はGPSに外付けのアンテナをつけていなかったので、PDAとの常時接続はせず、軌跡だけ収集。ポイントになる地点でだけPDAと接続して位置確認をする方針だ。

 踏み跡はしっかりしているものの、通る人は少なそう。軽く考えていたが、急な下りがあったり、あちこちに大岩の壁や谷をふさぐ岩がゴロゴロとしていて、なかなかのものだ。途中何箇所かの分岐があったが、GPSにポイントをマークしておくにとどめる。谷道は、下りはじめは陰湿な感じだが、下るに従って竹林などが現れ、幾分明るくなってくる。登山口近くまでくる。日の当たるところにはツユクサやミズヒキが咲いていた。

 途中、何度か立ち止まり、いろいろ付近の様子を見て『月の輪滝』方面へのルートを確認しようとした。『月の輪滝』方面を示すプレートはあったが、そのときは『月の輪滝』の位置をよく理解していなかったので、そちらには向かわなかった。約40分で住宅地に下りてくる。早速GPSをPDAに繋いで位置を確認。私市駅の近くのようだ。ここからは、普通の道なので、常時接続のまま、私市駅方面に下る。山では道に迷わなくても、町に下ってきてから、駅がどこにあるのか判らないことがある。人通りの少ない時間帯であっても、GPSがあると、カーナビのように案内してくれるので、安心だ。

 駅の前を通過して、そのままハイキングコースをくろんど池方面に向かう。家内は以前に登ったことがあるそうだが、ほとんど記憶にないみたいだ。ここでも、GPSがあると、道に迷いが無い。

 日曜日とあって登り下りのハイカーが多い。しばらくは比較的平坦な道が続く。どれが滝かよく判らなかったが、『月の輪滝』を過ぎると、岩がゴロゴロした登りになり、やがてスイレン池に到着。ここで、遅い昼食にする。

 あまり風はなかったが、耐えられぬ暑さはもう無く、暫しのんびりとする。途中で追い越した老夫婦が上がって来るかと気にしていたが、とうとう彼らを待たずにスタート。久し振りに、『そよかぜの路』を通る。こちらは人が少ないのがいい。

ミズヒキ
ツユクサ


2002年 08月 25日(日曜日)  晴れ     (メンバー) 芳子

着時刻-発時刻標高  
11:05-11:15  獅子ケ丘第3緑地(くろんど園地南東端近く)
11:20 318.8m 三角点
11:35  分岐(六叉路)
11:50  右へ登る分岐通過
11:55  月の輪滝分岐
12:00  左の尾根への分岐通過
12:02  堰堤下
12:15  登山口
12:25  私市駅前通過
13:05-13:40  スイレン池
14:05-14:15  獅子ケ丘第3緑地(くろんど園地南東端近く)

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