案内図の写真(案内図を見ながら読んでください)
午後から所用が立込んでいたので、例によって近くの「くろんど園地」へ出か
ける。以前だと、とにかく頂上のある交野山へ行くところだが、花や森林浴の
ことを考えると、「くろんど園地」もなかなか魅力的だ。というのも、まだ未
知の部分が多い・・・ということもあるのだろう。縦横にハイキングコースが
あり、コース案内にない踏み跡まで含めると、まだまだ長い間楽しませてもら
えそうなのだ。
いつものように、閑静な住宅地(別荘地風)の奥、獅子ケ丘第3緑地に車を止
める。既に2台の車が止まっている。鉄パイプのゲートを越え、園内に入り、左
手に向かう。「くろんど池」方向を示す案内がある。緩い坂を登ると分岐。右手
は「そよかぜの道」で、すいれん池にも行けるみたいだ。直進は5/31に下っ
た道だが、これが「さわわたりの路」。
どちらを行こうかちょっと迷ったが、以前は、「さわわたりの路」を下ったも
のの、次の分岐を左にとって「くろんど池」に行ったので、今回は、その分岐を
右にとって「すいれん池」へ下ることにする。前回は雨上がりの道を、やや緊張
して下ったのだが、今日はお天気もよく、登ってくるハイカーも多い。「さわわ
たりの道」というだけあって、小さな橋で沢を何度も渡りながら下る。
「くろんど池」への分岐では「すいれん池」の方から登ってきた親子に道を尋
ねられ、慣れない案内をする。2回目だとちゃんと案内できるものだ。
私たちは右にとって「すいれん池」へと下る。細い沢沿いの道だが、「くろん
ど池」へ至るメインルートということで、細い道はコンクリーで舗装したように
固められており、そのところどころは幅の違う変則階段になっている。やがて、
ひろい遊歩道になる。登ってくるハイカーは多く、「すいれん池」の少し手前、
「そよかぜの道」の分岐で道を尋ねられる。まあ「そよかぜの路」を示す案内も
あるのだが、「こっち行ったら、どこへ行くの?」ということだ。「くろんど園
地のキャンプ場ですよ」と、ここでも教えてあげる (^_-)
やがて、6/6にキャンプ場から下った広い道に出る。左へ少し行くと「すい
れん池」だ。途中のササユリポイントには、今日は残念ながら、花を見ることは
できなかった。
流石に日曜日ということもあって、池の付近は沢山の人だ。前回は曇った中で
写真を撮ったのだが、今日はまずまずの日差しの中、前回とは違った写真を期待
してシャッターを切る。
暫く休憩した後、今日は岩を登って尾根道「そうげんの路」を登ることにする。
まあ、岩を登るといってもメジャーなハイキングコースのこと、大きな岩にかか
っている立派なメッシュ状の鎖があって、これに手や足を置いて登っていくのだ。
鎖は無くても登れるが、安心の為の支え・・・というところだ。
その後、急な坂をひと登りすると、こじんまりとした木製の展望台がある小ピ
ークに出る。登ってみるが、生駒山が見える程度で、さほど展望がよいわけでは
ない。ここから少し下り、広い道に出る。この道も「すいれん池」の辺から登っ
てきている道だ。広い道を左に辿ると「草原広場」に出る。
西部の牧場の入り口みたいなゲートを潜ると草ボウボウの広場。正面には簡素
なアスレチックの施設があり、左手ではファミリーがお昼の休憩中・・・アスレ
チックの左手の草原を登っていくと、すぐに細い踏み跡となる。いくつかの分岐
があって、それぞれの方向はどうなっているのか・・・興味の尽きないところだ
が、今回は、一途に第二キャンプ場を目指す。実をいうとこのルート、家内は一
度通ったことがあるらしい。かすかな記憶も薄れがちなようだったが、ところと
ころでは、記憶が戻るみたいだ。
ルート的には随分大回りになるのだが、それなりに楽しいコースだ。途中から
は「こだちの路」になる。各分岐の案内に注意しながら進んでいくと、第二キャ
ンプ場の一番奥に出てくる。休憩用のベンチやテント場の板張りで何人かのハイ
カーが休憩中。私たちも、ベンチの一つに腰掛け昼食とする。
しばし、休憩後、車を止めた地点に戻る。
まだまだ、沢山の枝道やハイキングコースがあるようなので、あと何度かは楽
しむことができるだろう。交野山のようなピークがないのが惜しいが、小さな
アップダウンがあり、手ごろな歩きができる。
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