金毘羅山・翠黛山「京都北山」

1993年 12月 16日(木曜日)

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低山徘徊日記
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 今日の天気は最高だなア・・・などと言いながら、家を出たのは10時一寸前。
京都駅から、11時10分の大原行きのバスに乗り、戸寺で下車。

 バス停の前の、らしくないユースホステルの左の細い急な道を下る。高野川に
懸る橋を渡り、右へ曲がる。あれは権現か蓬莱辺りの山だろうか・・・真っ白だ。
道なりに民家の間を少し行くと、四辻があって、案内板があり、  それに従って
左折、江文神社を目指す。舗装された道路を渡り、参道を行く。案内板のある分
岐があり、右は神社、左は江文峠・静原方面とある。左の道を進む。

 山道らしくなってくる。薄暗い湿っぽい道だ。足元はビジョビジョで、溝の中
を歩いているみたい。ゆるやかに登っていくと、パッと明るくなって江文峠の自
動車道に出る。 

 右折して50メートル程行くと、右手に鳥居があって、金毘羅山への道標もあ
る。鳥居をくぐり、なだらかな登りを行く。暫くは小さな沢に添って登っていく。
やがて、その沢を渡り、右手の斜面をジグザグに登っていくと、琴平新宮へ通じ
る、やや広い参道に飛び出す。

 左折して、登っていくと赤い神社の前に出る。神社の手前に金毘羅山へのルー
トを示す道標があって、そこから、細い道を登る。ここからが、今日一番の登り
で、短時間ではあるが、汗をかいて、息を切らせて登って行く。枝道は幾つかあ
ったが、ルートは、はっきりしていて、要所要所に道標がある。やがて、山頂の
手前のお堂に着く。山頂付近では、昨夜降った雪が、うっすら残っている。山頂
をピストン後、お堂の前で、遅い昼食。2FUさんにお世話頂いたアルコールバ
ーナーで湯を沸かし、カップヌードルを作り、持参の弁当を食べる。陽があたっ
ていて、ポカポカして気持ちがいい。お堂の前からは、眼下に戸寺の集落、遥か
に比叡山がくっきりと見える。

 休憩後、翠黛山へ向かう。道標に従って大原方面の道をとる。一旦、急な道を
下り、登り返して、小ピークを越えて行く。翠黛山の手前で、メインルートは山
頂を右に巻いている。翠黛山への取付きに気をつけていたのだが、よく判らず通
り過ぎてしまった。 

 でも、通り過ぎたところから、尾根伝いに戻るように登っているかすかな踏跡
がある。ヤブっぽい。でもテープがある。これかな・・・・と思って、行ってみ
ると・・・・・アタリ!  なにしろ地図を持って行ってないので、山名板を見つ
けたときは、嬉しかった・・・・(^^)v 

 ここは、金毘羅山より雪が多い。頂上でしばらく休憩。来た道を戻り、先程の
メインルートに戻る。変化のある長い下りを、ようやく下りきって、寂光院の近
くの道に出てくる。

 このルート、ガイドブックでは、★のコースだけれど、変化に富んだヤマらし
い山歩きが出来るコースだ。シーズン外れの平日ということもあって、山仕事の
人以外には出会わなかったが、きっと、人気のコースだと思う。下山後は寂光院
など、大原の里をのんびり散策、お土産に漬け物をしこたま買って、16時29
分の京都バスで帰途に着く。
                                                                               
1993年 12月 16日(木曜日) 晴れ (メンバー)芳子

        12:20          210.0m  戸寺バス停                                      
        13:20- 14:10   580.0m  金毘羅山                                        
        14:30- 14:40   577.0m  翠黛山                                          
        15:00          257.0m  寂光院                                          

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