神野山「奈良」

1993年 4月 25日 (日曜日) 

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低山徘徊日記
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 今日は家内の○十○回目の誕生日ということもあって、なんの関係もないのだ
 が・・・618.8メートルの低山ながら、一等三角点を持つ神野山へ、ワラ
 ビ採りのハイキングに行く。高度差にして、250メートル足らずのブラブラ
 山歩だ。

 8時30分、車で出発。名阪国道を神野口で下りて、北野の神野山登山口を目
 指す。

 9時45分、車を登山口近くの広域農道の道端に置いて、スタート。舗装され
 た道路を暫く登って行くが、道路脇にはワラビが多い。この登り道は、正規の
 登山道ではないので、あまり、採られていないようだ。今日は、ワラビが主体
 なので、ルートにこだわらず、適当に登って行く。舗装道路ばかりでは、面白
 くないので、杉木立の中の踏み跡に入ったりするが、すぐに上の茶畑の端に出
 てしまう。茶畑の中の道を登り詰めたところで、道は雑木林の中へ入って行く。
 途中道が十字に交差している処があって、そこに、「頂上」と書いた看板が落
 ちていたので、「エッ、もうここが頂上?」と思ったのだが、辺りを見回すと、
 まだ、上がありそう。とりあえず、上に行ってみる。アッという間に山頂に着
 く。

 11時、神野山(618.8)頂上。頂上は、なだらかな丘陵になっていて、
 コンクリートの展望台がある。その近くに一等三角点がある。南の方には、榛
 原あたりに、額井岳らしい特徴のある山が見える。晴れてはいるが風が強い。
 一旦、神野寺へ下りる事にする。茶畑の縁の道を少し下りると、スグに境内に
 出る。参拝して、頂上へ引き返し、昼食とする。頂上で休憩していると、ハイ
 キングの人達がチラホラ上がって来る。

 12時、下山開始。鍋倉渓へ下りる。途中の天狗岩トカある。たいしたもので
 はない。鍋倉渓は、黒い岩がゴロゴロしている景観が珍しいが、そんなにスケ
 ールが大きいことはない。紅葉のシーズンには人出も多いようだが、今日はそ
 れほどでもない。鍋倉橋まで下りてくると、ハイカーの車も何台か来ていて、
 賑やかだ。

 このまま、自動車道路を、車を駐車している所まで、歩いてもいいのだが、橋
 を渡った処で、左の山道に入る。ワラビを探しながら少し登って行くと「めえ
 めえ牧場」というのがあって、子供連れのパーティが多い。牧場から、林道を
 更に東に入って行くと、左の側溝を、小さな動物が走って行く。チラッと茶色
 のボディと長い尻尾を見ただけなのだが、テンかイタチか、帰って図鑑を見た
 が、結局判らな〜い。やがて、登りに通った道に出て来たので、ソコを下る。

 13時、車に戻る。岩船寺・浄瑠璃寺の近くを通って、筍を買って帰る。

 15時、帰宅。

1993年 4月 25日 (日曜日) 晴    (メンバー)芳子

『低山徘徊派! (^^)v』及び『ML低徘』へのご意見、ご感想はあきゆき(akiyuki@teihai.com)までお願いします。(黒江彰之)
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