低山といえども絶景・堂山 「滋賀」 |
低俳ML(メーリングリスト)でたらちゃんからの堂山レポーに刺激されて、行ってきました。以前(2000.12.24)、鎧ダムから行ったので、今回は、同じく低俳MLの琵琶湖オオナマズさんからの情報もあって、天神川堰堤から歩いてみました。 低山ながら、下から見ても上から見ても、なかなかの絶景。お天気もよかったせいもあるのだろうが、なかなか人気の山のようで、団体さんも訪れてました。 山に入る前に、いつも立ち寄る道端の野菜販売所でタケノコをゲット・・・実を言うと、今日の山行の方角は、これで決まったようなもんだ (^_-) いつものようにR422春日神社のところから林道に入り、最上部のゲート近くの広場に車を止める。ここから、『御仏河原』経由『天神川堰堤』に下る。さて、ここからが今日のメインだ。 以前、鎧ダムから登った時も、このルートを探したのだが、よく判らなかった取り付き。今回はファミリーが河原でバーベキューなどをしている間をすり抜け、飛び石で対岸に渡って調査・・・ するほどのことはなく、直ぐにわかる (^_-) 明確な道標はなかったが、しっかりした踏み跡があったので、沢に沿って登って行く。傾斜は緩やかで歩きやすい。一つ目の小さい堰堤を過ぎ、暫く行くと吃驚するくらい大きな堰堤が現われる。細い谷を登って来た後では異様な感じがする。 ここから、いくつかルートがあるようだが、道標に基づき右岸に登るルートに入る。堂山に向かって左手の尾根から回り込んでいく。山頂直下にザレた岩場のやや急な登りがあるが、総じて展望の良い穏やかなコースだ。このルート、特に珍しい花も無いが、今の季節、ミツバツツジが満開・・・これは、今日一日を通じて、そこかしこで見られた。 最後に堂山から北西に伸びる主稜にでるが、ここで直角に右折。この地点、プレートが下がっていたが文字が不鮮明なので、『ルートマップ』には、『下山時注意』としておきました。 山頂に人影は無かった。これは不人気・・・という訳ではなくて、たまたまのタイミング。360度の展望は素晴らしい。登ってくる途中から望むこの山は3つのラクダのこぶのようなピークからなりたっていて、隣のピークまで、お1人登って来られてるようだ。 この山頂に至るルートは、前回私たちが辿ったコースだと、その隣のピークを経て、この山頂に至る。また、それとは別に、先ほどの大堰堤からの別ルートも上がってきているようだ。 隣のピークを経て鎧ダム方面へのルートに入る。大岩が多く、ザレた砂地・・・滑りやすいので注意が必要だ。ゆっくり慎重に隣のピークに渡る。単独男性と交差。少し行くとご夫婦連れもやってくる。その次のピークへと辿るっていると、前方から団体の賑やかな声も聞こえてくる。 新免への分岐地点で、一旦右手に少し下り対岸の『浅見尾根』に登り返す。尾根に上がったところに分岐があり、左は『鎧ダム』右は『天神川堰堤』。プレートが下がっている。 今回は、右の『天神川堰堤』のルートに入る。こちらは初めてのコースだ。このコース、少し踏み跡は薄いが、期待していた以上の展望絶景コース。谷を挟んで右手には切り立った岩山のような堂山が聳え、僅か標高400m弱の世界とは思えない。 半分ほど行くと広い尾根になり、枝尾根がいくつかに分かれ、踏み跡が沢山現われてルート不鮮明になる地点が3箇所ある。私たちのとったコース取りでは、1つめは左手の尾根が主稜。そちらに移る。その少し下の2番目の地点では直進が主稜・・・うっかり左に行きそうになる (^_-) 3番目のは、右手の細い踏み跡が主稜。 |
3番目の不明瞭地点は潅木の中での行き止まり。左下に『天神川堰堤』の上で遊ぶ子供達が見えている。あやうくそちらに行きかけたが、ここは、少し戻り、右手の薄い踏み跡が正解だ。 ・・・とはいうものの、登りルートの途中で、左岸の『浅見尾根』に上がるのではないかと思われる分岐もあったので、どれが正しい・・・ということは無いのかも知れない。いろいろルートはあるのだろう (^_-) 最後に岩場の緩斜面を慎重に下り、往路のルートに合流。沢の水で汗を拭い、飛び石で対岸の木陰に移り、遅い昼食。 一息、入れた後、県道不動寺本堂線(天神川林道)を少し登り、富川道に入り、駐車地点までの最後のアルバイト。 帰り、駐車地点まで登り返していると、御仏河原の少し上の池の近くまで登って来たところで、携帯など入ったポシェットを拾得。車に戻った後、帰る方向とは逆だけどで、近くの大石駐在に届けに行く。でも、日曜はお休みらしい・・・何度も呼び鈴を鳴らしていると、ガソリンスタンドのお兄ちゃんが教えてくれた。仕方なく、R422に戻り、とりあえず帰途につく。しばらくして、携帯に持ち主から電話が入ったので、翌日、宅急便で送ってあげることにする。 見つけた時は、持って帰るか、そのままほっとくか一瞬迷ったが、16時近かったし、下りてくる人ともすれ違っていなかったし・・・ 探しに戻ってくる余裕もなかろうと思って拾って下りたのだが、こんなとき、どうしたもんでしょうかね・・・お天気も下り気味だったので、結果的には良かったかもしれない。余計なお世話かも知れなかったけどね・・・ |
2004年 04月 18日(日曜日) 晴れ (メンバー) 芳子 |
着時刻-発時刻 | 標高 | |
11:15-11:30 | 300.0m | 駐車地点 |
11:45 | 340.0m | 御仏河原 |
12:15 | 180.0m | 県道出合 |
12:25 | 150.0m | 天神川堰堤 |
13:10-13:15 | 384.0m | 堂山 |
13:40 | 365.0m | 鎧ダム分岐 |
14:45-15:00 | 150.0m | 天神川堰堤(昼食) |
15:05 | 180.0m | 県道出合 |
15:25 | 340.0m | 御仏河原 |
15:50 | 350.0m | 大谷河原 |
15:55 | 345.0m | 林道 |
16:00-16:15 | 300.0m | 駐車地点 |
堂山の記録 |