Wonderful Mountain Wandering

低山といえども絶景・堂山 「滋賀」


2004年 4月 18日(日曜日)  晴れ
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低山徘徊日記
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ルートマップ


下山路の浅見尾根より堂山


 低俳ML(メーリングリスト)でたらちゃんからの堂山レポーに刺激されて、行ってきました。以前(2000.12.24)、鎧ダムから行ったので、今回は、同じく低俳MLの琵琶湖オオナマズさんからの情報もあって、天神川堰堤から歩いてみました。
 低山ながら、下から見ても上から見ても、なかなかの絶景。お天気もよかったせいもあるのだろうが、なかなか人気の山のようで、団体さんも訪れてました。


 山に入る前に、いつも立ち寄る道端の野菜販売所でタケノコをゲット・・・実を言うと、今日の山行の方角は、これで決まったようなもんだ (^_-)


 いつものようにR422春日神社のところから林道に入り、最上部のゲート近くの広場に車を止める。ここから、『御仏河原』経由『天神川堰堤』に下る。さて、ここからが今日のメインだ。


 以前、鎧ダムから登った時も、このルートを探したのだが、よく判らなかった取り付き。今回はファミリーが河原でバーベキューなどをしている間をすり抜け、飛び石で対岸に渡って調査・・・ するほどのことはなく、直ぐにわかる (^_-)

 明確な道標はなかったが、しっかりした踏み跡があったので、沢に沿って登って行く。傾斜は緩やかで歩きやすい。一つ目の小さい堰堤を過ぎ、暫く行くと吃驚するくらい大きな堰堤が現われる。細い谷を登って来た後では異様な感じがする。

 ここから、いくつかルートがあるようだが、道標に基づき右岸に登るルートに入る。堂山に向かって左手の尾根から回り込んでいく。山頂直下にザレた岩場のやや急な登りがあるが、総じて展望の良い穏やかなコースだ。このルート、特に珍しい花も無いが、今の季節、ミツバツツジが満開・・・これは、今日一日を通じて、そこかしこで見られた。

 最後に堂山から北西に伸びる主稜にでるが、ここで直角に右折。この地点、プレートが下がっていたが文字が不鮮明なので、『ルートマップ』には、『下山時注意』としておきました。

 山頂に人影は無かった。これは不人気・・・という訳ではなくて、たまたまのタイミング。360度の展望は素晴らしい。登ってくる途中から望むこの山は3つのラクダのこぶのようなピークからなりたっていて、隣のピークまで、お1人登って来られてるようだ。

 この山頂に至るルートは、前回私たちが辿ったコースだと、その隣のピークを経て、この山頂に至る。また、それとは別に、先ほどの大堰堤からの別ルートも上がってきているようだ。

 隣のピークを経て鎧ダム方面へのルートに入る。大岩が多く、ザレた砂地・・・滑りやすいので注意が必要だ。ゆっくり慎重に隣のピークに渡る。単独男性と交差。少し行くとご夫婦連れもやってくる。その次のピークへと辿るっていると、前方から団体の賑やかな声も聞こえてくる。

 新免への分岐地点で、一旦右手に少し下り対岸の『浅見尾根』に登り返す。尾根に上がったところに分岐があり、左は『鎧ダム』右は『天神川堰堤』。プレートが下がっている。

 今回は、右の『天神川堰堤』のルートに入る。こちらは初めてのコースだ。このコース、少し踏み跡は薄いが、期待していた以上の展望絶景コース。谷を挟んで右手には切り立った岩山のような堂山が聳え、僅か標高400m弱の世界とは思えない。

 半分ほど行くと広い尾根になり、枝尾根がいくつかに分かれ、踏み跡が沢山現われてルート不鮮明になる地点が3箇所ある。私たちのとったコース取りでは、1つめは左手の尾根が主稜。そちらに移る。その少し下の2番目の地点では直進が主稜・・・うっかり左に行きそうになる (^_-)   3番目のは、右手の細い踏み跡が主稜。


眼下に『天神川堰堤』


 3番目の不明瞭地点は潅木の中での行き止まり。左下に『天神川堰堤』の上で遊ぶ子供達が見えている。あやうくそちらに行きかけたが、ここは、少し戻り、右手の薄い踏み跡が正解だ。
・・・とはいうものの、登りルートの途中で、左岸の『浅見尾根』に上がるのではないかと思われる分岐もあったので、どれが正しい・・・ということは無いのかも知れない。いろいろルートはあるのだろう (^_-)

 最後に岩場の緩斜面を慎重に下り、往路のルートに合流。沢の水で汗を拭い、飛び石で対岸の木陰に移り、遅い昼食。

 一息、入れた後、県道不動寺本堂線(天神川林道)を少し登り、富川道に入り、駐車地点までの最後のアルバイト。


 帰り、駐車地点まで登り返していると、御仏河原の少し上の池の近くまで登って来たところで、携帯など入ったポシェットを拾得。車に戻った後、帰る方向とは逆だけどで、近くの大石駐在に届けに行く。でも、日曜はお休みらしい・・・何度も呼び鈴を鳴らしていると、ガソリンスタンドのお兄ちゃんが教えてくれた。仕方なく、R422に戻り、とりあえず帰途につく。しばらくして、携帯に持ち主から電話が入ったので、翌日、宅急便で送ってあげることにする。

 見つけた時は、持って帰るか、そのままほっとくか一瞬迷ったが、16時近かったし、下りてくる人ともすれ違っていなかったし・・・ 探しに戻ってくる余裕もなかろうと思って拾って下りたのだが、こんなとき、どうしたもんでしょうかね・・・お天気も下り気味だったので、結果的には良かったかもしれない。余計なお世話かも知れなかったけどね・・・




2004年 04月 18日(日曜日)  晴れ     (メンバー) 芳子

着時刻-発時刻標高  
11:15-11:30 300.0m 駐車地点
11:45 340.0m 御仏河原
12:15 180.0m 県道出合
12:25 150.0m 天神川堰堤
13:10-13:15 384.0m 堂山
13:40 365.0m 鎧ダム分岐
14:45-15:00 150.0m 天神川堰堤(昼食)
15:05 180.0m 県道出合
15:25 340.0m 御仏河原
15:50 350.0m 大谷河原
15:55 345.0m 林道
16:00-16:15 300.0m 駐車地点
標高表示には地図より読み取った推定を含む



堂山の記録

  • #435 2000.11.26 「滋賀」湖南アルプス徘徊物語
  • #437 2000.12.24 「滋賀」湖南アルプス徘徊物語2
  • #635 2004.04.18 「滋賀」低山といえども絶景・堂山


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