久し振りに家内と難路を辿る・・・金剛山 「金剛」 |
4/24に出かけたときは早すぎたが、今回も早すぎた。なかなかうまくいかないものだ。 上部では、ヤマシャクはまだ蕾。 御池に行こうかと前夜まで迷っていたが、家内の足の小指骨折の障りが残っているようで、手ごろな金剛山に決定。このところ、1週空けて3回連続だけど、家内にとっては久しぶりの金剛山だ。 高天からの登りはいつもと同じ。最近よく使う『尾根ルート』を家内に紹介する予定にした。しかし、その分岐に来ると、「もっと先まで行けないの?」と言うもので、その先にある『直登ルート』を使うことにする。彼女が、こんな訳のわからない道を希望するのは珍しいことだが、わたしもこれまで2度ばかり行ったものの、久しく行ってないので、嬉しくなる。やはり、このところ2度続けて使っている『尾根ルート』ではなく、たまには違ったルートを登ってみたいものだ。 『尾根ルート』の分岐を直進すると、踏み跡は細くなり、何箇所かは崩落の跡もあって少々神経を使うが、たいした悪場もなく進むことができた。小さな涸れた沢を2つばかり越して、いよいよ涸れた沢中の登りとなる。テープの痕跡があり、怪しい踏み跡が続く。急な登りだが、さほど危険な箇所はない。少し登って右岸の尾根に這い上がる。 初めは痩せた尾根の急登だが、暫く行くと少し緩やかになり、トラバース道に出会う。初めに来たときは、ここを左に行ってブッシュに阻まれたが、今は綺麗な道になっているみたいだし、地図で見ると左手は伏見峠方面に向かっているようなので、行けるのかも知れない。 そのトラバース道を横切り、直進するように細い踏み跡が笹の中に続く。よく見るとテープもある。その踏み跡を直登。記憶ではすぐのような気がしたのだが、結構長い。なんとか、無事に湧出岳の三角点にたどり着く。ここで、今日の冒険は終わりだ (^_-) 国見城趾へ向かう。人が多そうだったので、鳥見ポイントの近くの木陰にシートを広げて地昼食。ちょっどお昼だった。 休憩後、カトラ谷方面へ下りヤマシャクヤクやクリンソウの様子を見て回る。ニリンソウはまるで絨毯のようで、見ごたえがあった。 再び、国見城趾に戻ってくると、家内が「靴が壊れた」という。かなり使っているから、もう寿命だ。縄かロープでも巻くとよかったのだが、持っていなかったので、昼飯の休憩に使ったビニールシート(といってもゴミ袋みたいなやつ)を靴にまいて下山開始。縄と違い滑りやすいので、下りは、危険箇所の少ない『尾根ルート』を使う。登りに予定していたルートだ。 なんとか無事下山。ビニールシートも何度か破れて巻き直しをしたりしたが、思わぬところで役に立つものだ。途中のイカリソウや麓の神社近くのシャガを撮る。 ヤマシャクヤクが咲いてなかったのは残念だっが、沢山の花があって、いつもと違うコースを歩けたので大満足 (^^)v |
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2005年 05月 04日(水曜日) 晴れ (メンバー) 芳子 |
着時刻-発時刻 | 標高 | |
09:20-09:35 | 450.0m | 高天彦神社(駐車地点) |
09:40 | 515.0m | 高天滝 |
10:05 | 700.0m | 郵便道分岐 |
10:30 | 790.0m | 尾根道分岐 |
11:40-11:50 | 1112.2m | 金剛山(湧出岳) |
12:00-13:40 | 1115.0m | 国見城趾(昼食・付近散策) |
14:35 | 700.0m | 郵便道分岐 |
14:50-14:55 | 515.0m | 高天滝 |
15:05-15:15 | 450.0m | 高天彦神社(駐車地点) |