クリンソウ
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稲村ケ岳に行ってみたいと思って寝たのだが、起きるのが遅くて、急遽、金剛 山に変更。 駐車しやすい高天原からスタート。・・・といっても、着いた時には満車。駐 車スペースを少しはみだして車を止める。身支度して歩き始める。シャガの花が 咲いていて、珍しくもないのだが写真を撮っていると、背後を疾風のごとく駆け 上っていく人の気配を感じる。シャッターを切ってから振り返るともう姿は見え ない。高天滝の近くから対岸を登っていく姿をチラッと見たのが最後だった。 後を追うように登っていく。何度か通ったことのある道だが、そんなに変わっ ていない。『郵便道分岐』の手前でＧＰＳに気を取られて、左の斜面に落ちかけ る・・・まあ、落ちてもどおってないところだが、ここで、ちょっと気を引き締 めて歩くことにする。 分岐まで行くと、これまでは草ぼうぼうだった直進するルートが、冬枯れのせ いもあってか、割とさっぱりした感じになっている。・・・で、急遽、郵便道を 止めて、そちらに行ってみる。ほぼ水平な道が続く。少し行くと、また、分岐が あり、このまま水平道を行くか、右手に登っていくか・・・の岐路となっている。 エアリアマップにあるイワゴノ谷を登るつもりだったが、この時は地図は持っ ていなかったので間違って、ここで右手に入ってしまう。ぐんぐん登って行くと、 正面のピークを避けるように右手に回り込んで踏み跡は続いている。「ああ、こ れは郵便道を上がったところに出るな・・・」そう思いながら歩いていると、や っぱり、そこに出た。郵便道が縦走路に出合う地点だ。 縦走路を左に取り、湧出岳の三角点をピストン。その後、国見城趾に周って 『金剛ざくら』の木陰に腰掛けて昼食。サクラはもう終わり。社務所の前にはク リンソウが沢山咲いている。『これどこから掘ってきたのだろう？』と、あまり いい気持はしなかったが、まあ、自社の敷地のもんであろうから、仕方ないか・ ・・(^_-) 携帯伝言版に書込みしようと思って何度かトライするが、結局接 続できず。 少し休憩した後、青崩道を下る。所々でツツジの赤い花が綺麗だ。エアリアマ ップにセトとある地点から、左の黒栂谷へ下る。以前に来た時は、台風の後で、 かなり荒れていたが、なんだか散髪でもしたかのようにサッパリしていて、一瞬 は間違ったルートを下りているのではないかと心配したほどだ。 やがて、見覚えのある渓流沿いの踏み跡になり、更に下っていくと、カトラ谷 出合。途中２組ほど登って行ったので、「登る人もいるんだア・・・」と思った 次第。かなり急な登りだが、登りやすい道だとは思う。カトラ谷のような気を遣 うところはない。 カトラ谷出合、ちょっと手前で左にショートカット。ちょうど登り始める３人 パーティの後ろにつく。ちょっと疲れていたので、丁度いいペースになる。少し 息を整えながら登っていく。ほんとは花が目的でやってきたのだが、疲れてるせ いもあって、あまり花を探すことに神経が集中できない。左岸を巻く鎖（ロープ） 場では念のためＧＰＳも仕舞い込んで慎重に登る。 登りきったところが、別世界のような雰囲気。奥の方にはクリンソウが明るく 咲いている。下山中の人も含めて、割と沢山の人がいるのだが、凛とした空気を 感じる。これ幸いと休憩を兼ねて写真モードへ・・・その内、少しづつ人も少な くなって、こちらもスタート。最後の登りは、雨上がりのズルズルの急坂で、靴 の底に土団子が着いてなかなか外れない。それでも、なんとか頑張って国見城趾 に戻る。 国見城趾に戻って再び『金剛ざくら』の木陰に腰を下ろす。カトラ谷を一緒に 登ってきた人たちも、私がクリンソウの写真を撮ってる間に、先に上がってきた らしく付近を通りかかる。 しばらく休憩後、転法輪寺に参拝し裏参道で縦走路に戻る。高天分岐から、今 度は郵便道を下る。高天彦神社に参拝後帰途に着く。 キランソウ クリンソウ クリンソウ クリンソウ シャガ |
| 2002年 5月 12日 (日曜日) 晴れ (ﾒﾝﾊﾞｰ) 単独 |
9:20- 9:30 高天彦神社
10:00 郵便道分岐
10:50 縦走路出合（高天分岐）
10:55- 11:05 1112.2m 金剛山（湧出岳）
11:20- 11:35 国見城趾(昼食)
11:50 青崩道途中（セト：黒栂谷分岐）
12:05 カトラ谷出合
13:10- 13:30 国見城趾
13:40 縦走路出合（高天分岐）
14:05 郵便道分岐
14:20 高天滝
14:25 高天彦神社
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