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台風15号の影響か、どんよりとした空模様だ。昼までは大丈夫・・・という 天気予報を信じて、出かける。近くなので、ゆっくり朝食をとり、家を出たのは 10時半頃。向かう空は黒い雲に覆われ、「大丈夫かいな・・・」と思いながら 車を進めるが、目的地に近づいてみると、割といい天気。ただ、雲の流れは速く、 照ったり曇ったりと変化は激しい。 登山口の少し手前、京奈和自動車道の高架下の日陰に車を止める。登山口にも 駐車場はあるのだが、そこに至る農道はとても狭いし、時節によっては、駐車場 が満杯のこともあるので、今日は、ここに止める。 登山口までは15分ほどだが、この間を歩くのもなかなか楽しい。畑の縁など には花も多い。コスモス、ノアズキ、ツリガネニンジン、ツユクサ、クズ・・・ 写真を撮りながらゆっくり歩く。自転車で来た若者も、時折停まっては写真を撮 ったりしている。ジョギングの男性が走ってくる。もう下山して来られるご夫婦 もいる。手ごろな山だけに、そんなに沢山ではないが、適当に人も訪れる。 登山口の駐車場には3台くらい・・・まだ、満杯ではない。ここからいくつか のルートがあるが、7/29に芳子と歩いた『旧登山道』を登る。少し前に雨が 降ったようで、部分的にササが濡れている。歩きにくいところもあるが、まあ、 距離も短いし、大したことはない。途中、分岐があって立派な道標がある。前回 は左に行ったので、今回は右の『尾根道コース』をとる。『尾根道コース』とい っても尾根筋を歩くわけでもなく、ただ、尾根に出る・・・というだけのことの ようだ。 甘南備神社と三角点ピークの鞍部に出る。ここに舗装された林道が通っている。 登山口にゲートがあるので、車は上がって来ることはないが、この自動車道を上 がってくるハイキングコースもある。ちょっと味気ないので使ったことはない。 下の方は使っても、たいてい途中から山道に入ってしまう。 林道を左にとり、少し下る。舗装道路を離れ、右手の急斜面に作られた道をジ グザグに登ると山頂直下で尾根道に合流。左に進む。山頂には甘南備神社の裏手 から入り、参拝。その後鳥居を潜り、神社前の少し明るい広場に出る。ここで、 ちょっと立ち休み。水分を補給する。 その後、尾根道を三角点ピークに向かう。尾根道を下ってきた鞍部が、先ほど 登って来た時に飛び出した林道だ。林道を越え、尾根道を辿ると、登山道の右手 に真新しい花束・・・ん、何かあったのだろうか・・・まさか、遭難しそうな場 所でもなし・・・芳子は思わず手を合わせる。 少し登ると三角点ピーク。付近には、いくつかの散策路があるので、ちょっと だけウロついて三角点に戻ってくる。シートを広げて休憩。少し早いがコンビニ で買ったカレーパンで昼食。思ったほどではないが、風もあり、なかなか快適。 そうこうしていると少し雲行きが怪しくなってくる。7/29と同じく、「昆 虫の森」経由で急いで下る。途中で小雨がパラついてくる。さほど酷い雨ではな いが、傘をさす。竹林前の農道に出る。右手にぶらぶらと歩く。付近には花も多 い。ちょうど雨も上がり、日が射してきたこともあって、のんびり写真を撮りな がら登山口の駐車場に戻る。家内は、用水路にザリガニを見つけ、写真を撮った りしている。 登山口から高架下の駐車地点へ戻る。おりしも、一台の車がやってきて、ご夫 婦がこれからハイキングにでかけるところだった、昼からでもゆっくり楽しめる 小さな山だ。 たずね花 No.28=>ヌマトラノオ たずね花(実)No.29=>リンゴツバキ たずね花(実)No.30=>スズメウリ ツユクサ ツユクサ ヤマゴボウ クズ ツリフネソウ ツリフネソウ ツリフネソウ《芳子撮影》 ヘクソカズラ ボタンヅル ボタンヅル ヤブラン《芳子撮影》 ノアズキ コスモス マンジュシャゲ |
2001年 09月 09日(日曜日) 曇り (メンバー)芳子 |
10:30- 10:35 駐車場 10:50 登山口 11:00 林道 11:10 217.0m 甘南備山(34.48.21/135.44.51) 11:20 林道 11:30- 11:40 202.0m 202三角点ピーク 12:10 登山口 12:25- 12:30 駐車場 |