密かに春の訪れを待つ甘南備山「京都」

2000年 04月 02日(日曜日)

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低山徘徊日記
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ルートマップ

 Windows2000のインストールを夜更けまでやってまして、今日は手
 近の甘南備山を山歩してきました。例によってお昼前の出発です。

 いつも車を止める京奈名自動車道の脇道に入ると、坂道を登りきったところに
車止めが出来ていて、そこから先は農作業車しか入れないようになっている。車
止めの手前に車を止め、歩き始める。15分ほどで登山口に着く。狭い駐車場に
10台ほども車が止まっているが、人影はまばら。

 車止めがあって、車では登れないようになっているが、舗装された道が山頂直
下まで延びている。その車道を少し登ると左手に東屋のある広場があり、ここに
若い人たちが十数人たむろしている。お弁当を持ち込んでのお花見のようだが、
残念ながらまだ蕾。車の大半はこの方達だったのだろうか・・・

 そこから少し行くと左手に枝道が延びている。その分岐を左に入ると舗装はな
くなる。この先に、前回来たとき下りて来たルートがあるのだが、その時、別の
ルートを見つけ、ちょっと気になっていたので、今日はその道を登ってみること
にする。

 先日下りて来た分岐を右に見て、なお直進。左手の沢が上がってきて、沢沿い
の道となる。やがて小さな堰堤があり広い散策道はここで終点。堰堤の下を対岸
に渡り、ようやく山道らしくなった細い踏み跡を辿る。ほんのちょっと登ると対
岸の尾根筋に出る。まあ、駅の階段を登る程度の短い登りだ。反対側から登って
くる道と合流し、尾根上を右手に登っていく。やや寂れた感じはするが、一応遊
歩道として整備された痕跡がある。

 さて、この道は何処に続いているのか・・・頂上付近の出てくる場所を2つ想
定して、どちらに出るかを想像しながら登る。左手から登ってくる踏み跡と合流。
さらに行ったところで、もう一本左手からの道と合流。あっと言う間に、頂上は
もう間近となる。さて、どこに出るのか・・・歩いているうちに予想は確信とな
る。出たところは頂上直下にある「甘南備寺跡」。

 頂上に到着。端っこのほうで、4〜5人のグループが休憩している。私たちも
腰を下ろして弁当にする。休憩していると1人の男性が上がってくる。この方は
私たちの座っている向かい側に小さな荷物を下ろし、そのまま頂上の神社へ向か
う。見ていると、きちんと参拝し、付近の掃除などをしてらした。神社の氏子さ
んか・・・

 頂上にある甘南備神社の北側の塀に沿って下る道がある。入り口に「峰の森」
の表示がある。以前から気になっていた踏み跡なのでちょっとだけ踏み込んでみ
る。西方向へどんどん下っていく・・・「こりゃ、下りてしまうかな・・・」と
思っていると、分岐に出る。左へ下るのが本道だが、右にとると尾根伝いの細い
道となる。その小さな尾根を下りきって、やや広い道に下り立つ。左へ下ってい
る。右は、また尾根に向かって道がつづいている。小さな谷を渡り、トラバース
気味に進んでいくと、左手に溜池が見えてくる。その池の縁を通り、割と平坦な
林の中を進んでいくと大きな広場に出る。広場の向こうには道路がある。見覚え
のある場所だ。三角点ピークへ登り口のすぐ近くだ。

 あとは三角点ピークを経て下山。2時間ほどの静かな山でした。

 畑にはタンポポ、ホトケノザ、オオイヌノフグリ・・・桜はまだ蕾。
 ミツバツツジの蕾たくさん。もう開いている株もありました。アセビも・・・
 それと、各所に拡大した2.5万図にルートを書き入れたような案内板が立て
 られていた・・・こんな小さな山にちょっと沢山立て過ぎたみたいだな (^_-)

2000年 04月 02日(日曜日)  曇り (メンバー)芳子

        11:30- 11:40           車デポ地                      
        11:55                  登山口                       
       12:20- 12:40   217.0m  甘南備山(34.48.21/135.44.51)                
       12:50          202.0m  202三角点ピーク                          
        13:20                  登山口                       
       13:35- 13:45           車デポ地                                  

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