京都の超低山・甘南備山「京都」

1997年 4月 19日(土曜日)

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低山徘徊日記
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 20日の比良オフの足馴らしに、京都の超低山・甘南備山へ行ってきました。
  京都といっても奈良市からはすぐ近くの近鉄新田辺駅からのアプローチです。
  そして、これが結構長いアプローチなのでした。

 一休さんの一休寺で有名な新田辺の駅前・・・一休さんの銅像などもあるが、
なんといっても、同志社大学の関係で若者が多いのが目につく。ローカルの駅に
しては異様な雰囲気だ。駅前のコンビニで弁当を買い、広い歩行者道路を西へ向
かう。自動車道を渡り、左へ曲がる。次の信号を右折してR307に入る。すぐ
にJRの踏切りがある。帰りに判ったことだが本当はここで右に曲がってJRの
駅の前を通って行った方が交通量も少なく歩きやすい。この時はガイドブックに
あったように踏切りを渡ってまっすぐ西に進む。

  バスやトラックが頻繁に行き来するあまり歩きたくない道だ。府道八幡木津線
との交差点で右に曲がる。この道がさらに輪をかけて車の多い道だ。ダンプカー
も多い。頭上をまたぐ用水路(?)を潜った少し先で、案内板の表示に従って左
折。一休寺方面に進む。ようやく静かになってホッとする。一休寺の門前で一休
み。写真を撮ったりする。

 一休寺の門の前で右に曲がり、民家の間の細い道を行くと、少し広い道に出る。
左へ曲がり、突き当たりが西光寺だ。寺の前を左に曲がって道なりに進む。堤防
沿いの割と交通量の多い道路に出る。横切ってさらに川沿いに進む。先の方に京
阪奈自動車道の高架が見えてくる。河川工事中の橋を渡って高架の下を潜る。右
手は竹林となっている。折柄、タケノコのシーズンで、農家の人が竹林の中で作
業している。ナノハナやスミレの咲き乱れる道を進むといよいよ登山口だ。

  左の橋を渡るとすぐに登山口。7〜8台の駐車スペースがあって、2〜3台止
まっている。さて、登山口は・・・と探していると、道端に止まっている車・・
・実は後ろの車輪を溝に落として連れの奥さんがオロオロしている。既に一人の
男性が手伝って、車を上げようとしているが、少ない人数ではどうにもなりそう
にない。

 取敢えず、皆で上げようと試みるが、普通乗用車は結構重たくて上がらない。
そうこうしている内に犬を連れた散歩の人も何人か現れ、もう一度持ち上げてみ
る。今度はなんとか上がる。

 さて、いよいよ登り始める。正面は舗装道路が続いているのだが、チェーンが
張ってあって車は入れない。チェーンの右手にコンクリの細い道がある。これを
登る。すぐに舗装はなくなり山道になる。10分も登ると尾根道・谷道の分岐に
出る。道標がある。尾根道を行ってみることにする。すぐに舗装された道に出る。
大津越だ。登山口のチェーンの張ってあった道の続きと思われる。道路を渡って
登って行くと甘南備山の頂上・・・とあるが、取敢えずはその反対側の三角点方
面を目指す。道標があって、それに従って行くと、大した登りもなく202mの
ピークに着く。ドウダンツツジの花が咲いている。他にツツジやサトザクラも咲
いている。

 遅い昼食にする。時間も遅いせいかあまり人もいない。時折散策の人が通るく
らいだ。休憩後、大津越まで引き返し、甘南備山の山頂を目指す。

 山頂には神社があって、その傍らに展望のきく広場がある。東側から北そして
北西にかけての展望が広がる。比叡山・桟敷ケ岳・愛宕山・ポンポン山が見渡せ
る。R307茂ケ谷への下山口を右に見て、東の広い尾根道を下ると、一段下り
た辺りに展望台が作られている。一応行ってみる。

 展望台手前から道標に従って北へ下る。すぐに先程の林道に出る。林道を下っ
ても登山口へ出るはずだが、面白くないので左へ少し登って大津越へ戻る。登っ
てきた道を下る。

 登山口の駐車場は、先程よりも車が増えて、ほぼ満車状態になっている。脱輪
してた車はもういないようだ・・・来た道を辿り、振出しの近鉄新田辺駅へ戻る。

1997年 4月 19日(土曜日)  曇り        (メンバー)芳子

        13:10- 13:20           近鉄新田辺                    
        13:35- 13:40           一休寺                       
        14:05- 14:20           登山口                       
       14:40- 15:00   202.0m  202ピーク                               
       15:20- 15:40   217.0m  甘南備山                                 
        16:10                  登山口                       
        17:00- 17:09           近鉄新田辺                    

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