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特に山に行った訳ではないのだが・・・ 朝早く起きて家を出るつもりだったが目が覚めると、もう4時半過ぎ・・・ 慌てて、5時過ぎに家を出る。高速を乗り継いで松本に着いたのが10時頃。「やれやれ」と思っていると『乗鞍エコーライン通行止』の案内。15日の寒冷前線通過による降雪で、県道乗鞍岳線(乗鞍エコーライン)は通行止めとなっていた。しかし、昨日、宿に聞いたときも『通行止』の情報はあったので、そう驚きはしなかった。行ってみたら行けるかも知れない・・・とは思ったが、時間も遅かったので、とりあえず上高地へ・・・ お天気は良い。沢渡の駐車場に車を預けてシャトルバスに乗る。駐車料の500円(終日)はいいとしても、バスの往復2000円は如何なものか・・・4〜5人いればタクシーの方が安上がりのようだ。自然保護の趣旨には賛成だが、一部の業者の利に荷担することはないのか・・・来年から、マイカー規制の予定されている乗鞍岳とあわせて、気になるところだ。 大正池からウエストン碑、河童橋と定番コースを歩く。白い噴煙(蒸気?)をあげる焼岳、先日の雪がまだ少し残っている穂高の山を見上げ、写真を撮ったりしながらのんびり歩いてバスターミナルまでやってくる。紅葉と新雪・・景色は申し分ないのだが、こういうメジャーのところでは平凡な写真しか撮れない。新鮮さがないですな ^^; 何度か来たことのある上高地。時間つぶしの気持ちで歩き始めたのだが、やっぱり素晴らしい。それにしても人が多い。デジカメの時代にもかかわらず、大きな三脚とカメラを持った人が多いのにも驚かされた。 沢渡から上高地行に行くバスはすぐ来たのに、帰りのバスはなかなかやってこない。バスを待つ人は長い行列となっている。観光バスが多く、上高地内で、渋滞をおこしているようだ。3時頃、ようやく沢渡に帰ってくる。 マイカーに乗り換えて、今夜の宿泊予定の乗鞍高原に向かう。上高地の方から行くと、乗鞍方面へは右折できない。次のトンネルを行き過ぎた処にUターン場所があるので、そこまで行って、また戻って来なければならない。右折車がいると狭い道で渋滞を引き起こす為、苦肉の策であろう。でも、これも随分昔から変わっていないみたいだ。 『乗鞍エコーライン』の通行止はチェーン規制に変わっていた。まあ、今日の暖かさではチェーンもいらなくなっているだろう・・・と思われたので、とりあえず行けるところまで行ってみることにする。宿に入るにはまだ早い・・・ということもあったのだが、行ってみると案の定、畳平までなんなく行ける。『駐車場での車中泊禁止』の看板があったが、看板があるということは、そうする人が多いのであろう。車も沢山入っていた。鶴ケ池駐車場に車を入れ、少し休憩。富士見岳くらいなら行ける時間はあったが、楽しみは明日に残して来た道を下る。 宿のお風呂で会った人の話を聞くと、その方は朝5時頃乗鞍高原に到着。スカイラインの方は朝から開いていたらしく、そういう情報が伝わって待ってる人が管理事務所に掛け合ったりして、ようやく11時頃には通行止めは解除されたそうだ。その方は乗鞍にも登って来られたらしいが、午後になってしまい、ガスが湧いてほとんど展望はなかった・・・ということだった。明日、少し早くに出ることにする。 この日の宿は、乗鞍高原 民宿 美鈴荘(http://www.norikura.ne.jp/~misuzuso)、温泉はあるし、アルバイトの若者が元気がいい。愛想もよく、料理も満足。平日とはいえ、8割ほどの入りだったろうか。夫婦連れが多い。平日価格6800円だから、価格も満足。朝は、一応7時半からということだったが、6時には出来ていて、乗鞍エコーラインの7時開門にも、十分間に合う。コーヒーのセルフサービスがある。
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