登山道、無くなっていてビックリ・鷲峰山「京都」

2003年 02月 06日 (木曜日) 曇り時々晴れ

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金胎寺山門
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 以前、日曜に出勤したので今日はその代休。何故か去年の暮れから気になっていた鷲峰山に出かける。R307を「維中前」 で右折。細い道をいつもの駐車地へ向かう。

 行ってみて驚いた。いつも登る登山道が無くなっていた。林道になってしまっていた。入口はチェーンがかけてあって車では入れない。舗装はしてないが味気ない登りだ。GPSの軌跡は取りやすいけど・・・  なにか気になっていたのは、このせいだったろうか・・・ 2001年3月に出かけた時に、林道が下に延びて来ていたのには気がついていた。ちょっと気がかりではあったのだが、去年の1月に訪れた時には特に変化は無かった。こんなに早く下まで下りてくるとは思わなかった。


 その林道を歩き始める。登山道とほぼ同じルートのようだ。意外にも、途中にあった壊れかけた休憩所は残されていた。さらにそこから少し登ると、ちょっとした痩せ尾根の感じの急な登りがあったのだが、綺麗に整地されて、ジグザグの登りになっていた。この部分だけは、切れ切れに以前の登山道の痕跡が残っていた。さらに登って、以前からあった林道と合流。

 途中、仕事のメールが入ってきたりして、電話をかけたりしながら登る。便利な時代になったもので、仕事の心配をせずに遊ぶことができる。林道で切り開かれて、電波の通りもよくなったのかなぁ・・・ 結構、通じる。

 ところどころに残っている雪には、割りと新しい足跡が残っていて、先行する登山者の存在を感じたが、出会うことはなかった。頂上に近づくと、細かい雪がちらつく。木の枝に積もった雪が、風に飛ばされてるのかも知れない。その程度の軽い雪だ。

 山頂で簡単な昼食の後、湯屋谷への下山ルートに入る。途中、釈迦岳の一等三角点をピストンした後、一気に下る。

 1998年に、台風後の荒れた道を見て以来、通ってなかったが、数年ぶりに下ってみると、よく整備されていた。団体の登山があったみたいで、道標以外に案内のプレートやテープなどがあったが、後片付けされていなくて、見苦しいゴミと化していた。ご丁寧にも白いテープには『xxx旅行会』の印字まで入っていて、恥さらしもいいところだ。

 茶宗明神社からは車道を通って出発地点に戻る。道端にフキノトウを見かけて、春の近いのを感じた。一旦、舗装道路の歩きになるが、途中からちょっとだけ茶畑の中を通ってショートカットする。茶畑は展望がよく、登ってきた鷲峰山や釈迦岳を見晴らすことができる。

フキノトウ



◇◇◇ この山の記録 ◇◇◇

  • #083 1993.02.14 「京都」鷲峰山
  • #334 1998.04.12 「京都」鷲峰山・釈迦岳
  • #352 1998.10.04 「京都」台風の跡も生々しい鷲峰山
  • #378 1999.06.13 「京都」ササユリ1輪と出会った鷲峰山
  • #417 2000.06.04 「京都」静かな山頂・鷲峰山
  • #447 2001.03.18 「京都」延びてきた林道に驚く・鷲峰山
  • #488 2002.01.06 「京都」うっすらと霧氷(?)の残る・鷲峰山

    2003年 2月 6日(木曜日)  曇り時々晴れ (メンバー)芳子

    着時刻-発時刻標高  
    11:05-11:20 170.0m 車デポ地
    11:25 170.0m 登山口
    11:40  壊れかけた休憩所
    12:00-12:10 682.0m 林道合流
    12:50-13:05 682.0m 鷲峰山(空鉢の峰)
    13:20 681.0m 釈迦岳(鷲峰山一等三角点)
    13:30  湯屋谷分岐
    14:05-14:10  茶宗明(ちゃそうめい)神社
    14:35  茶畑の上
    14:50-15:00 170.0m 車デポ地


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