根古峰・岩湧山・南葛城山「和泉」

1993年 12月 26日(日曜日)

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低山徘徊日記
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 朝寝坊して、6時18分のバスに間に合わず、次の54分のバスで出発。近鉄
で大阪へ出て、難波で、南海電車の高野山行きの急行に乗換え、紀見峠で下車。
意外に登山客は多く、30人位が下りる。グループの人達がグズグズしているう
ちに、スタート。

 駅前から、しっかり、道標がある。根古谷に添った林道を行く。途中から三合
目を目指しての山道になる。三合目のある稜線まで、きつい登りだが、道は立派。
三合目にはベンチもある。

 三合目からは、緩いアップダウンの尾根歩き。道は四駆が通れるくらいの広さ
で、林道の続きのようだ。根古峰は縦走路から右に少しはずれたところにある。

 南葛城山への分岐を左に見て、暫く行くと五ツ峠。更に行くと、右手に避難小
屋風の建物があり、屋上が展望台・・・と書いてあるが、何も見えない。急な坂
を一登りすると岩湧山頂上。

 雪の残骸がチラホラある。頂上付近はススキの原になっていて、展望が素晴ら
しい。この頃までは、天気も快晴に近かったので金剛・葛城あたりの山がよく見
える。西の方は関西国際空港が見える・・・という話もあったが、霞んでいて、
良く判らない。休憩している内に、老夫婦づれ一組・単独一人が上がってくる。
単独の人は滝畑の方から上がって来たそうだ。

 おにぎり1個食べて、岩湧山を後にする。一旦、五ツ辻へ戻る。五ツ辻を右に
折れ、南葛城山への縦走路を目指す。殆ど登りはないが、ブヨノ谷を詰め上がる
と縦走路。というより、林道といった方がいいかも知れない。右折する。昭文社
の地図によると南葛城山までの道の半分は林道だが、半分は点線道だったので、
しっとりした山歩きが出来るかと思っていたが、工事中の林道が、ず〜っと延び
ている。途中、右手の白いテープから山道に入ったりしたが、少し登ると又林道
に出てしまう。結局、林道工事の終点まで行って、その少し先から右の踏跡に入
り、縦走路を見つける。

 ちょっとしたピークを越して、下ったところに、小さな小屋があり、石碑があ
る。さらに、緩い坂を登り、右手に少し行くと南葛城山頂上。展望無し。又、お
にぎり1個食べる。今日はカップヌードルを作る水を忘れたので、おにぎりのみ
の昼食。せめて、雪でもあれば・・・との淡い期待も裏切られた。

 先程の小屋まで戻り、JR高野口へ下りる。すぐに舗装された林道になり、シ
グザクの長い下りだ。途中、小雨がパラパラしたので、信太神社の前で休憩、着
替え。         

 高野口に着くと、幸運にも、すぐ電車が来た。14時48分の電車で橋本へ、
橋本から15時12分発の難波行き急行で帰途につく。17時20分帰宅。

 今日は1993年最終登山だったが、電話して尋ねてみると、比良も大峰も相
当の積雪のようで、それなら、雪の無さそうな山域にしたという軟弱山行だった。
       
 それにしても、下山路で高野山の方に見えていたトンガリが気になる・・・・

1993年 12月 26日(日曜日) 晴れ (メンバー)単独

        08:45          230.0m  南海・紀見峠                                    
        09:30          650.0m  三合目                                          
        09:40- 09:45   749.6m  根古峰                                          
        10:05          790.0m  五ツ辻                                          
        10:35- 11:00   897.7m  岩湧山                                          
        12:20- 12:45   922.0m  南葛城山                                        
        13:40- 13:50           信太神社                                        
        14:45                  JR高野口                                      

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