岳山・岩阿沙利山「比良」

1993年 4月 8日(木曜日)

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低山徘徊日記
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 近江高島から岳山・岩阿沙利山・寒風峠を経てシャカ岳へ行く積りで、出掛け
 たのだがが、バテバテになったのと、雪が酷くなったので、寒風峠から北小松
 へエスケープ。天気が悪かったせいか、他に登山者はなし。

 6時16分、バスで出発。

 7時37分、京都発のJR湖西線の電車に乗る。蓬莱山あたりから北の1000m
 近い山々は、未だ、上の方は雪が多いようだ。

 8時30分頃、近江高島駅下車。駅を東側へ出て線路に添って北へ少し行くと、
 道は左にカープして高架の線路をくぐる。高島小学校で右に曲がり、すぐ左へ
 曲がる。ガソリンスタンドのところで、道は左へカーブしている。やがて、小
 さな橋を渡ると音羽のバス停。

 8時45分、音羽のバス停の手前を左へ曲がると、突当りにお寺がある。トイ
 レもある。寺の前に登山口の案内表示。寺の左手に登山道がある。緩やかな坂
 を登る。やたらテープがあって、無かったら困るのだけど、ちょっとキタナイ。
 やがて、石灯篭のある開けたところへ出てくる。ようやく展望が開ける。登り
 始めの頃から気になっていたのだが、時々ドーン・ドーンと雷のような音がす
 る。最初は雷鳴かと不安になったが、どうもそんな感じではない。工事のハッ
 パだろうか? それにしても、回数が多い。

 9時15分、岳観音堂。堂の前を横切り、奥の急な崖につけられた道を登る。
 一寸崩壊気味。雨後で、足場が悪い。

 9時35分、岳山(565)。10分休憩。頂上の手前に、石窟がある。今日
 は妙な天気で、小雨・小雪模様かと思うと、サンサンと陽が降り注ぐ。

 10時5分、オーム岩。10分休憩。岳山は見えるが、蛇谷ケ峰は黒い雲に覆
 われて定かではない。

 10時50分、岩阿沙利山(686.4)。縦走路から少し引っ込んだところ
 だ。昼食。おにぎり2コ食べる。ここでは、イイ天気。でも、あやしい雲行き。

 11時15分、再びスタート。しばらく下りると林道に出る。林道を横切り向
 い側に山道が続いている。道標がある。登りが続く。

 11時50分、滝山(703)小休止。縦走路から少し登った所に山名板があ
 る。この辺りで、空全体が黒い雲に覆われ、それまで、時折姿を見せていた、
 北比良の山々も見えなくなり、本格的に雪になった。みるみる、辺りが白くな
 って行く。体調も余り良くなく、少々バテ気味だったので、これで、シャカ岳
 は諦めて、寒風峠から下りる事にした。あまり、ゆっくりしてもいられないの
 で、先を急ぐ。

 12時5分、寒風峠。北小松の方へ少し下りた、大きな杉の木の陰に雪を避け
 て、10分休憩。雨具を装備。涼峠を過ぎ滝見台まで来ると、天気は回復。少
 し明るくなっていた。滝の上へ行く道があったので、行ってみる。雨の後で、
 滑り易い。滝の付近は傾斜の急な崖が多いので、気を使う。

 13時20分、一旦、滝見台まで戻って、小休止。滝見台にはルートの簡単な
 案内板があって、それによると、雄滝・雌滝とよばれる2つの滝の側を通って
 下りる道がある、ということなので、そっちに行ってみる。滝見台のすぐ上か
 ら谷へ下りる道をとる。しばらく下りると雄滝の下に出る。なお、下って、長
 い鉄梯子を下り、少し行くと、傾斜が緩やかになったところで、飛石伝いに対
 岸に渡る。広くなった処で、小休止。雨具を仕舞い、着替えをする。ここから、
 すぐに、登山口。

 シャカ岳には行けなかったけれど、滝の付近をウロウロしたし、少しヤブにも
 入ったりしたので、結構、面白かった。

 13時40分、登山口。舗装された道をぶらぶら歩く。霧雨が降っているが、
 傘は要らない。風が涼しくて、気持ちがいい。涼峠とか寒風峠とか、名前から
 察するに、夏でもイイ風が吹くのだろう。

 14時10分、JR北小松駅。電車はこの時間帯は1時間に1本ということだ。
 マの悪い事に前のが出たばっかりで、1時間も待つハメになった。

 ちなみに京都行きは14時1分・15時3分・16時1分・16時56分・
 18時3分。夕方は少し本数が多くなるミタイ。ココは各停しか止らない。

 15時3分、電車に乗る。
 17時5分、帰宅。

1993年 4月 8日(木曜日) 曇り後雪と雨 (メンバー)単独

『低山徘徊派! (^^)v』及び『ML低徘』へのご意見、ご感想はあきゆき(akiyuki@teihai.com)までお願いします。(黒江彰之)
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