稲村下山路より大日山
シャクナゲの迎えてくれた稲村ケ岳｢大峰｣2002年 06月 01日（土曜日） 晴 |
|
１９９２年というから、丁度１０年前になるのか・・・山歩きを再開した頃に テントを担いで、山上ケ岳→稲村ケ岳→稲村小屋奥でキャンプ→観音峰山と歩 いたコース。今日は稲村ピストンということで、歳相応に身軽に歩く。 確かに洞川は近くなった。そんなに朝早く出たわけではないが、昔は無かった トンネルができていたおかげで、若干車が混んでいたにもかかわらず、２時間足 らずで到着。温泉前の駐車場に車を入れる。以前来た時は有料だったが、今は無 料になっているようだ。前後して走ってきたツアーバスも沢山止まっている。宿 の人が、ここで荷物を預かって軽トラで宿屋に運んで行くようだ。そしてバスは また客を乗せて出発。登山口に向かうのだろう。 身支度を整え出発。宿の建ち並ぶ洞川のメーンストリートを抜け、少し行くと 右手に稲村ケ岳の登山口。その手前左手には広い駐車場もある。「なあんだ、こ こに止めてもよかったのかぁ」と思ったが、いまさら車を取りに行くわけにもい かない。次回からは、こちらを利用しよう。 昔一度通ったことのある道だが、大体、忘れている。ＧＰＳで位置を確認しな がら進む。ＧＰＳがあると、後どれくらい歩くと法力峠かどうか判るので、励み になる。先行する単独男性が一人いるようで、その少し後に離れてついて進む。 だらだらした道を登って行くとやがて法力峠。先行男性が休憩中。私たちも立ち 止まって小休止。 単独男性出発。私たちも出発しようとすると、別の単独男性登って来る。休憩 無しに、行ってしまう。テント持ってるみたいで、かなりのパワー。その後につ いて登る。荷が重いので、それほどスピードはない。ついて行くには丁度いい。 しばらく行くと、パワー男性は、先行男性を追い越して先に行ってしまう。そ れで、初めの先行男性について行く。話をしていると、今日は稲村ケ岳に行って 今夜は、山上ケ岳に泊まり、明日吉野に下山という計画のようであった。 しばらく行くと橋の上で５〜６人が留まっている。先行したパワー男性もいる。 行ってみると、橋の上の方にシャクナゲが咲いている。よく見ると、谷の下の方 にも咲いている。「おっ、咲いてるじゃないか・・・」元気を出して、先へ進む。 ようやく稲村小屋。立派なトイレが出来ている。小屋の前のベンチに腰掛けて 家内を待っていると、シャクナゲを見ていたパワー男性が上がってきて、私の隣 のベンチで休憩。「きょうはどちらでテントですか？」と尋ねると、小笹宿にテ ント張って、明日は大普賢岳から和佐又に下りる・・・という。大普賢は初めて だということだったので、「下山時に事故が多いので気をつけて行ってください ね」と余計なことを言ってしまう。「小笹宿の下の水場はあるだろうか？」と尋 ねられたが、「行ったことがないので、必要最低限は山上ケ岳で確保して置いた 方がいいのでは・・・」と答えておく。 ここから先、稲村ケ岳山頂の方面は『食事禁止』という看板があったが、食事 の前にピストンしてくることにする。大日山は帰りに寄ることにして、まず稲村 ケ岳へ。途中シャクナゲが素晴らしい。頂上の展望台には小屋前から先行した中 年５人組がすでに到着。山上ケ岳から大普賢岳あたりの展望がすばらしい。写真 だけ撮ってすぐに下山開始。 下り道、写真を撮っていると、５人組がドドドッと下りていく。大日山との鞍 部から大日山をピストン。急な登りだが、階段などが整備されて危ないところは ない。山頂の二つの社にお参りして下山。下りにはシャクナゲやイワカガミの写 真を撮りながらゆっくり下る。 さて、これで今日の予定は終了。下りにはやや慎重を要するトラバースもある ので、ゆっくり下る。再び稲村小屋前。ベンチで昼食。その後下山。 稲村下山路より大日山 稲村下山路より大日山 大日山山頂にて 大日山山頂直下の階段 稲村下山路にて シャクナゲ イワカガミ コハンショウヅル コハンショウヅル ラショウモンカズラ |
| 2002年 06月 01日（土曜日） 晴 (ﾒﾝﾊﾞｰ)芳子 |
| 着時刻-発時刻 | 標高 | |
| 09:25- 09:35 | 840.0m | 洞川温泉駐車場 |
| 09:50 | 稲村登山口 | |
| 10:50- 10:55 | 法力峠 | |
| 11:50- 12:00 | 稲村小屋 | |
| 12:30- 12:40 | 1,725.9m | 稲村ケ岳 |
| 12:55- 13:00 | 大日山 | |
| 13:25- 13:45 | 稲村小屋（昼食） | |
| 14:25- 14:30 | 法力峠 | |
| 15:20 | 稲村登山口 | |
| 15:45- 16:00 | 840.0m | 洞川温泉駐車場 |
 |