山上ケ岳・稲村ケ岳・観音峰「大峰」

1992年 8月 29日(土曜日)30日(日曜日)

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低山徘徊日記
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 7時43分、近鉄吉野線・下市口着。8時10分の奈良交通・洞川(どろがわ)
温泉行きのバスに乗り、約1時間30分、終点の洞川温泉で下車。

 9時45分登山開始。このあたり、いわゆる大峰山(山上ケ岳)への登山基地
なので、温泉という感じはしない。旅館に泊まるか、頼むかしないと温泉に入る
ことも出来ない。

 今日は稲村小屋の付近にキャンプする予定なので、一路、稲村小屋を目指す。
少し、荷が重いので、ゆっくり歩く。さしたる急勾配のないルートなので、中間
地点の法力峠までが小1時間、12時過ぎには稲村小屋だ。小屋の前にリュック
をデポして、山上ケ岳をピストン、約3時間かかる。家内もレンゲ辻まで一緒に
行き、女人結界門の前で1時間ほど待ってもらう。今時、女人禁制なんて・・・
と書くとバチが当るか・・。レンゲ辻からの登りは結構きつくて、ほとんど、身
一つだったので助かった。

 稲村小屋からレンゲ辻へ向かう途中、カーブを曲がったところで、カモシカと
遭遇。5メトル先で水を飲んでいたようだが、すばやく走って5〜6メートル
上の岩まで駆け登った。そして暫く立ち止まっていたので、慌てて写真を撮った。
今日はツイてる。

 山上ケ岳から帰ってきても、まだ明るかったので、続いて、大日山・稲村ケ岳
をピストンする。大日山は、危なそうなルートがある、とビビッていた家内も、
ちゃんと登れた。

 テントの夜もなかなか良いものだが、風音がヤタラうるさくて、よく眠れなか
った。



 2日目は5時半頃、目が覚めて朝食。7時出発。

 50分ほどで、法力峠まで下りる。ここから観音峰への道を取る。ハナから急
登。ヤブ。道は不明瞭。ススキやクマ笹で隠れている。荷物が重い。

 それでも11時半頃には何とか目的の観音峰登山口へ下りることが出来た。家
内は2度と通りたくない道の一つだと言っている。確かに2〜3度道を間違えて、
もし、気が付くのが遅かったら、もっと時間が掛かっただろう。


 登山口からスタート地点の洞川温泉までミタライ渓谷遊歩道を歩く。

 洞川で、キツネうどんと冷奴(名物らしい?)を食べて、13時40分のバス
で帰途につく。

1992年 8月 29日(土曜日)30日(日曜日) 曇 (メンバー)芳子

 29日
         9:45          840.0m  洞川温泉バス停                  
                    1,719.2m  山上ケ岳                                      
                    1,725.9m  稲村ケ岳                                      
  30日
                    1,347.4m  観音峰                                        
        13:40          840.0m  洞川温泉バス停                  

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