まだ紅葉の生駒山

1999年 11月 28日(日曜日)

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愛しの生駒山
低山徘徊日記
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 関西の紅葉も、もう終わりかな・・・ 比較的、里に近い生駒山では裾野に多 少の見所は残っているものの、山頂付近では色褪せている。落葉も多い。いつも のように石切の駅を出ると、吹く風も冬の到来を思わせる。夏の暑い時期に、ク マンバチやクモの巣に悩まされながら歩いた日下直(じき)越えの道を辿ってみ ることにする。

 登山道に入ると、周辺の草やササが刈り払われて歩きやすくなっている。もち ろんクマンバチもいなくて快適。歩いているうちに汗ばんでくるが、低山歩きに は格好の季節になっている。たいした消耗もなく鉄塔下の尾根に出る。夏には、 ヘトヘトになって、ここで一服した記憶があるが、今の時期ではその必要はなさ そうだ。そのまま、くさか園地へと向かう。

 イノラムキ古墳に程近いこの鉄塔から、くさか園地のまでの尾根道は、会う人 もなく静かで穏やかな歩きを楽しめる。カサカサと落ち葉を踏んで歩くのは、と ても贅沢な気分になる。くさか園地上の遊歩道まで来ると、急に人が増えてくる。 丁度お昼過ぎということでベンチで、弁当を食べてる人もいる。ちょっと休んで いくことにする。

 降水確率は低い天気予想だったが、その割には雲の多い天気で、時折日が射す 程度だ。気温は8度くらい。咲き始めたサザンカの花が僅かに色取りをつけてく れている。近くで休んでる人のラジオが煩くて、そうそうにスタート。

 先々週だったか、尾根道を歩いたので今日は遊歩道を歩く。登りが少ないので 楽なんだが、その代わり長い。20分ほど余計にかかる。慈光寺から暗がり峠に 至る道は、お寺からの登り道が整備され、立派な階段道になっていた。階段が終 わったところで右手に曲がるのだが、直進方向にも少しだけ階段道が延びている ので、よく知らないと直進してしまいそう・・・そう言えば、直進したことはな いので、1度行ってみよう。

 大原山は、ちょっと寒いくらいなのに、子供の団体で賑わっている。いつもの ように公園事務所に下りて、ペットボトルの水を飲む。下りは、所々の紅葉やサ ザンカの花を楽しみながら下る。日の当たり紅く色づいた紅葉の葉が、明るく透 けて光っている。まだまだ素晴らしい紅葉を見ることができた。

1999年 11月 28日 (日曜日) 曇り時々晴     (メンバー)単独、

        11:25                  近鉄石切駅                                  
        11:40                  日下不動                            
        10:45                  不動滝                                      
        12:15                  鉄塔(イノラムキ古墳近く)                  
        12:25- 12:35           遊歩道                                      
        13:30                  暗峠                                       
        13:40          522.0m  大原山                                      
        13:50- 13:55           公園事務所                                  
        14:25- 14:35           枚岡公園                                   
        14:40- 14:45           近鉄額田駅                                  

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