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関西の紅葉も、もう終わりかな・・・ 比較的、里に近い生駒山では裾野に多
少の見所は残っているものの、山頂付近では色褪せている。落葉も多い。いつも
のように石切の駅を出ると、吹く風も冬の到来を思わせる。夏の暑い時期に、ク
マンバチやクモの巣に悩まされながら歩いた日下直(じき)越えの道を辿ってみ
ることにする。
登山道に入ると、周辺の草やササが刈り払われて歩きやすくなっている。もち ろんクマンバチもいなくて快適。歩いているうちに汗ばんでくるが、低山歩きに は格好の季節になっている。たいした消耗もなく鉄塔下の尾根に出る。夏には、 ヘトヘトになって、ここで一服した記憶があるが、今の時期ではその必要はなさ そうだ。そのまま、くさか園地へと向かう。 イノラムキ古墳に程近いこの鉄塔から、くさか園地のまでの尾根道は、会う人 もなく静かで穏やかな歩きを楽しめる。カサカサと落ち葉を踏んで歩くのは、と ても贅沢な気分になる。くさか園地上の遊歩道まで来ると、急に人が増えてくる。 丁度お昼過ぎということでベンチで、弁当を食べてる人もいる。ちょっと休んで いくことにする。 降水確率は低い天気予想だったが、その割には雲の多い天気で、時折日が射す 程度だ。気温は8度くらい。咲き始めたサザンカの花が僅かに色取りをつけてく れている。近くで休んでる人のラジオが煩くて、そうそうにスタート。 先々週だったか、尾根道を歩いたので今日は遊歩道を歩く。登りが少ないので 楽なんだが、その代わり長い。20分ほど余計にかかる。慈光寺から暗がり峠に 至る道は、お寺からの登り道が整備され、立派な階段道になっていた。階段が終 わったところで右手に曲がるのだが、直進方向にも少しだけ階段道が延びている ので、よく知らないと直進してしまいそう・・・そう言えば、直進したことはな いので、1度行ってみよう。 大原山は、ちょっと寒いくらいなのに、子供の団体で賑わっている。いつもの ように公園事務所に下りて、ペットボトルの水を飲む。下りは、所々の紅葉やサ ザンカの花を楽しみながら下る。日の当たり紅く色づいた紅葉の葉が、明るく透 けて光っている。まだまだ素晴らしい紅葉を見ることができた。 |
1999年 11月 28日 (日曜日) 曇り時々晴 (メンバー)単独、 |
11:25 近鉄石切駅 11:40 日下不動 10:45 不動滝 12:15 鉄塔(イノラムキ古墳近く) 12:25- 12:35 遊歩道 13:30 暗峠 13:40 522.0m 大原山 13:50- 13:55 公園事務所 14:25- 14:35 枚岡公園 14:40- 14:45 近鉄額田駅 |