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夏山用の新しい靴の足慣らし、第２段です。
近鉄石切の駅を出て、奈良に戻る方向に線路に沿って歩く。くさか園地へ登っ ていく分岐を過ぎ、やや下り気味の舗装道路を下っていく。アスファルトの照り 返しを避けるように、木陰を辿って今日のコース、日下直越え道へ向かう。 日下不動を過ぎ、民家が無くなるとすぐに山道に入る。思ったよりも雑草の繁 茂が激しく、踏み跡がよく見えなくなっている。もちろん、近づいてみると、道 が無いわけじゃない。前日の夕立のせいか、ややジトジトした道だ。こりゃマム シでもいそう・・・けど、今日は、しっかりした靴なので、噛まれたって大丈夫。 森の中に入って、ジリジリとした陽射しから開放されたと思ったら、今度は蜘 蛛の巣が待ち受けている。なんだか、足は疲れてシンドくなってくるし、喉は乾 いてくるし、蜘蛛の巣がまとわりついて気持ち悪い。『神武天皇顕彰碑』への分 岐を直進、未知の領域に突入だ。小さな沢に沿って、登っていく。突然携帯が鳴 る。どうせ家からだろう。ザックのポケットに入れていたので、少し開けた場所 まで行って、こちらから発信してみる。雑音が入って、まともな話はできない。 たいして花もないが、今はツユクサとヤブランが多い。 二股に出る。どちらにも行けそうだが、右に進んでみる。（後で判ったことだ が、ここは左に行った方がよかったようだ。いつか左を試してみたい。）さらに 沢を詰めて、最後に急な階段道を登る。関電の巡視路でよくみる黒いプラスチッ クだ。案の定、送電鉄塔の下に飛び出す。日陰にへたり込んでザックのポカリを 飲む。 少し休憩したあと、尾根の道を歩きはじめる。「ところで、ここは何処？」と 思って歩いていると、『イノラムキ古墳』への道標が・・・「ああ、ここかぁ〜」 くさか園地のすぐ下だ。当初、思っていたところとは違った場所にでてしまった。 ２つ目の分岐を左に行くべきだったようだ。 遊歩道に出たところで、再び、ひとやすみ。７〜８人の人が休憩中。シートを 広げて昼寝をしている人の近くに腰を下ろす。こちらも、草の上に転がって一休 み。かなりへたっている。時折、涼しい風が通りぬける。 暫く休んでいると、また元気が出てきて、ようやく腰をあげて生駒山頂に向か う。生駒山頂の遊園地はこの夏から『入園無料』となっている。そのせいか、こ の暑さのなか、なかなかの人出だ。ソフトクリームを買って、近くのベンチに腰 掛ける。また、休憩。しばらく休んでいると、日が翳ってきて、若干涼しくなる。 なんだか、雲行きが怪しくなってきたようで、とにかく下りることにする。 額田谷のルートを下りる。ドライブウエイの下をくぐり、急坂を下りると、や がて遊歩道にでるのだが、この辺りからポツポツと降ってくる。遠くから雷の音 も響いてくるので、遊歩道のトンネルに入って暫く様子をみる。でも、あまり酷 い雨にはならないようなので、再び下り始める。途中、ちょっとだけ傘をさす場 面もあったが、やがて、あがってしまう。 公園に下りてきて、売店でアイスクリームを買って食べる。汗がおさまるのを 待って、額田駅へ向かう。ふ〜っ、暑かった！ |
| 1999年 8月 1日 (日曜日) 晴れ (ﾒﾝﾊﾞｰ) 単独 |
11:15 近鉄石切駅
11:30 日下不動
10:35 不動滝
12:15- 12:25 鉄塔（イノラムキ古墳近く）
12:40- 13:05 遊歩道
13:30- 14:10 642.3m 生駒山
15:00- 15:25 公園
15:35 近鉄額田駅
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