旧き峠道を歩く・生駒夫婦岩1999年 3月 6日 (土曜日) 晴 |
春には生駒山に東(奈良県側)から登ることが多い。ポカポカと朝の陽射しを いっぱい受けて、長閑な千光寺の山里を歩くのは無上の幸せを感じる・・・な んてことを書いてみたいものだが、もうお天とうさんは頭の上。明日の天気が 怪しいので、急遽出てきたが、いつもながらの遅いスタートだ。 コースは2月21日に歩いた河内越えのコース。途中からは夫婦岩へのコース に入るつもりだ。千光寺への分岐までは、スミレやオオイヌノブグリ、ヒメオド リコソウ、タンポポなど春の花を楽しみながら歩く。前回は小さな赤い点ほどの 蕾だったホトケノザの花が丁度満開となっている。お天気もよく、もう下山して くるハイカーも多い。珍しい花があるわけでもないのだが、時々立ち止まっては 写真を撮ったり、美味い空気を腹一杯吸い込んだり・・・ 千光寺への分岐を右に見て、真っ直ぐ坂道を登る。道端にはモモの花が目に付 く。畑の端っこにレンゲが咲いている。2度目なので躊躇いなく腰痛地蔵まで進 む。腰痛地蔵さんを越すと山道になる。しっかりとした踏み跡には、なんとなく 旧い峠道のムードがある。奈良県側からのハイキングは、コースが整備されてい ないこともあって、このルートを歩く人も少ないようだが、さすがに道はいい。 10分ほどで、スカイラインと夫婦岩方面の分岐に出る。ちゃんとした道標が ある訳ではないが、よく見るとテープに案内が書いてある。峠へは左だが、今日 は右にとって夫婦岩を目指す。緩やかに登るとすぐに下りになる。すぐに分岐が あって、右に進む。湿地帯を横切り対岸の登りとなる。道の中央が深く抉れてい て上手く歩かない家内は股割き状態になってしまう ^^; 上り詰めると、左にカーブする感じで尾根道となる。よく見ると、反対側に下 りる道や、尾根を右に行く踏み跡などもある。ここは5叉路みたいになっている。 |
尾根には立派な踏み跡が続いている。ところどころで緩い傾斜の登りがあるが、 快適な尾根道だ。左手には前回間違えて登った鉄塔ピークなどが望まれる。深い 落葉の踏み跡が続く。なかなかの雰囲気だ。途中2個所に比較的はっきりした分 岐があるが、1つ目は右に登る。2つ目は左に・・・2つ目は、よく見ると火の 用心の看板に怪しげな案内図が書いてある。 やがて、右手に生駒山が見えてくる。スカイラインに出る少し手前で、右手に 少し登ると三角点ピーク。再び尾根道に戻ると、すぐにスカイラインの駐車場に 出る。 「さて、夫婦岩は・・・?」 とスカイラインを右手に少し行くと道路を渡 ったところに駐車場がある。そこから、縦走路に登る道があるが、その手前の案 内板を見てみる。それによると、夫婦岩はスカイラインの東側のようなので、も う一度スカイラインを渡り、北方向に歩いてみる。やがて右手に 「夫婦岩」 の看 板。階段を上っていくと、大きな2つの岩がある。何故か岩の下部には杖のよう に木が何本も立てかけられている。これは心張り棒か? (^_-) もう一度スカイラインを渡り、適当な場所から縦走路にあがる。縦走路を鳴川 峠まで歩き、そこから遊歩道に下りる。神感寺下のベンチで遅い昼飯。神感寺の 中を抜け大原山へ向かう。途中、レストハウスではフクジュソウが咲いていた。 もう、夕暮れ近くなったので、そのまま大原山から公園事務所前を通り、枚岡梅 林へ下山。 |
遅い出発で、あまりゆっくり歩くことが出来なかったが、今日の掘り出し物は 途中で見つけたフキノトウ。 少しだけ摘んで帰って天婦羅に・・・う〜ん、 美味かった (^^)v |
1999年 3月 6日 (土曜日) 晴 (メンバー)芳子 |
13:00 75.0m 近鉄元山上口駅 13:15 伊古麻山口神社 13:30 千光寺分岐 14:00 峯腰痛地蔵尊 14:10 スカイライン・夫婦岩分岐 14:45 再度、スカイライン・夫婦岩分岐 15:15 三角点ピーク 15:20- 15:30 縦走路(夫婦岩付近) 15:40 400.0m 鳴川峠 15:50- 16:00 神感寺下の遊歩道 16:20- 16:25 522.0m 大原山 (レストハウス付近) 16:40 らくらく登山道、休憩所 17:15- 17:25 100.0m 枚岡梅林 17:30- 17:36 90.0m 近鉄枚岡駅 |