初の生駒山全山縦走に挑む

1999年 02月 07日(日曜日)  晴

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愛しの生駒山
低山徘徊日記
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 家内のたっての希望もあって「生駒山全山縦走」に挑戦・・・とはいうものの、  気楽に考えていたのが間違い・・・出発が遅すぎた分シンドイ山行となった。

 以前はJR野崎駅から登ったが、今回はJR四条畷駅から出発。線路に沿って 北に行くと四条畷の商店街。右に曲がってまっすぐ進む。早速、途中のコンビニ で昼食の弁当を仕入れておく。これを忘れちゃ歩けない。信号のある交差点を越 え、大鳥居をくぐって真っ直ぐ行く。緩やかな傾斜になってくる。突き当たりの 階段を登ると四条畷神社の境内。左手奥の拝殿に参拝。引き返して、拝殿の反対 側の隅から登り始める。一寸行くと茶店があるが、その手前で左にカーブ。緩や かなジクザグの登りのようだ。

 途中から、赤テープの目印で右手の斜面に登りかかる。まっすぐ行くのが正式 ルートだと思うが、気まぐれで脇道に入る。しばらく右手へのトラバース道が続 くが、やがて谷道と合流。もう、頂上は近いと感じてから意外に長く、頂上直下 で3つの登山ルートが合流。頂上への最後の登りとなる。

 頂上には楠木正行の背の高い銅像が建っている。以前、野崎から上がって来た ときには、ちょうど反対側から上がって来たのだ。その方向にはその時通ったア ンテナ設備のあるピークが見える。頂上にはかなりの人がいて、この山の人気を 窺わせる。

 休憩は程々にして、次のポイントの室池に向かう。一旦、隣のアンテナ設備の あるピークとの鞍部まで下り、コンクリ舗装された道を左に下る。ヘアピンカー ブで右手に折れて少し下ると、左の林の中に下る山道がある。室池へはここを下 る。薄暗い谷間の道をぐんぐん下る。やがて、沢沿いのしっかりした山道に飛び 出す。以前に何度かきているのでルートは把握しているつもりだったが、ここで 道を間違え、右手に登ってしまう。湧き水の水汲み場など2個所を通過、「ちょ っと違うなあ・・・」と思いながらも、どんどん進み、沢を登り詰め、上の舗装 道路まで出てしまう。慌てて引き返して、約20分のロス。初めに家内が言って いたコースが正解だったのだ ^^;   気を取り直して、先ほど間違って右折し た地点まで戻り、今度は沢に沿って下る。しばらく行くと右手に沢を渡る橋があ り、その橋を渡る。割と広い道を登る。途中1ケ所、室池への分岐があるが、今 日は終点の室池西堤まで登る。定かではないが、生駒へはこのルートが一番近い と思う。ただ、オフロードのレース場でもあるのか、途中オートバイの爆音がや たらうるさい。

 室池の辺の道を右手に進む。この辺りは室池の西の端に当たるので、人も少な く、お弁当を食べている数人を見かけたのみ。東屋風の休憩所の脇を通り、階段 道を小高い丘に登って行く。ピークに達し、下りの階段が池の縁に向かって降り ている地点で、右手の尾根道に入る。正規のルートではないが、踏み跡は冬枯れ のせいもあってか、以前来た時よりもしっかりとしたものとなって続いている。 踏み跡は左にカーブするように続き、やがて生駒・室池間の正規ルートに合流す る。合流地点からは道幅も広くなり、阪奈道路に至る。陸橋で対岸に渡る。

 ここから暫くは普通の道を歩くことになる。以前にはなかった歩道ができてい る場所もあるが、大型のダンプなどの通る埃っぽい道だ。日曜とあってダンプは 1台しか出会わなかったが、平日だとここはスゴイ。ダンプゾーンを過ぎると畑 の中の道になる。その舗装道路の終点のピニールハウスの横手からまたハイキン グ道になる。暫くは畑の中を進み、ゴルフ場の横を通り、くさか園地西の遊歩道 西端に出る。時刻も13時近くになり、ここで昼食とする。近くには木の階段道 やベンチなどが出来ている。ハイカーの方も冬枯れシーズンというところで、時 折見かける程度の静かな日曜日だ。

 後の行程を考えると14時までには生駒山に着いていたかったので、先を急ぐ ことにする。ここからは歩きなれた道。ペース配分も楽になる。ただ、少し気が 焦っていたこともあって、結構ヘトヘトになって生駒山頂に到着。コンビニで買 ったポカリの瓶が空になり、2缶補給。

 暗くならないうちに信貴山まで行こう・・・を合い言葉に、取り敢えずスター ト。ペースを落としてでも、とにかく休憩を少な目にする。十三峠まで歩いて一 休み。高安山まではとにかく頑張って、後は惰性で信貴山への下りに入る。鞍部 まで明るい内に下れば、後は余裕。沈むまではまだ少し余裕のありそうな陽を背 に受けながら最後の登り、なんとか明るい内に山頂に到着。実はランプを忘れて いた ^^;  夕闇迫る山頂で二上山・葛城山の展望を楽しむ時間もあらばこそ、 下山の途につく。とはいうものの、後は、少しのんびり階段を下る。門前のトラ 饅頭は閉店ギリギリ。半分シャッターが閉まっている。それでもなんとか饅頭を 手に入れてパクつきながら歩く。ケーブル軌道跡の急坂を下りきる頃には真っ暗 になってしまう。18時少し前だ。しばらく休憩後、街灯の明かりのともった坂 道を信貴山下の駅に向かう。

 六甲の全山縦走などと比べれば軽いコースなんでしょうが、それにしても、ス  タートの時間が遅かったので、急ぎ足の山行になってしまった。もう1時間ほ  ど早く出発し、いろんなものを見ながらゆっくり歩くべきだった。せっかく持  って行ったカメラもあまり出番がなかった。以上、今回の反省。

1999年 02月 07日(日曜日)  晴 (メンバー)芳子

        10:10- 10:15           JR四条畷駅                                
        11:10- 11:15   314.3m  飯盛山                                      
        12:05                  室池西堤                                   
        12:25                  阪奈道路                                   
        12:55- 13:15           遊歩道西端(昼食)                          
        14:05- 14:20   642.3m  生駒山                                      
        14:50          522.0m  大原山                                      
        15:05          400.0m  鳴川峠                                      
        15:50- 16:00   420.0m  十三峠                                      
        16:40          487.5m  高安山                                      
        17:05- 17:10   437.0m  信貴山                                      
        17:25          270.0m  朝護孫子寺山門                              
        17:55- 18:05           ケーブル廃線下                              
        18:20- 18:25           近鉄信貴山下駅                              

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