枯葉の舞う生駒山を行く

1997年 11月 16日 (日曜日)

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愛しの生駒山
低山徘徊日記
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瓢箪山から生駒山に登るルートは二つある。一つは鳴川峠へ上がるルート。も う一つは今日歩いた郷土博物館の横を通ってなるかわ園地へ向かうコースだ。

10時34分のバスで出発。近鉄電車、瓢箪山駅で下車。商店街を少し南に下 り、左に折れて稲荷神社に向かう。折りしも七五三のお参りで賑わう境内をすり 抜け、真っ直ぐ東の方へ歩く。郷土博物館の手前辺りから坂も急になってくる。 博物館の少し先で山道に入ると、何故かホッとさせられる。登山道の整備がされ て、取付き付近に丸太の階段が作られている。急に深い森に入り込んだ雰囲気に なる。先年来たときに美しいモミジが見られたので注意していたが、紅葉は終わ ったのか、総じてパッとしない。

 らくらく登山道の大きな橋の下をくぐったところから、右岸の尾根に取付く。 ここからが、やや急なジグザグの登りになる。この登り、ほんの少しの間だけだ が、この日は結構暑くて、汗が吹き出してくる。もう下りてくる人も多いが、お じいさんとお孫さんだろうか・・・のんびりと休憩しながら登っていく人もいる。 踏み跡には落葉も沢山。舞い落ちてくる枯葉が、乾いた音を立てて髪にあたる。

旗立山近くの遊歩道まで一気に上がる。シートを広げてお昼ご飯のグループが いる。まさにハイキング日和だ。取敢えず、ベンチに腰をかけて一息いれる。こ こから旗立山に登る人、遊歩道を行きかう人も多い。喉が乾いたので遊歩道を公 園事務所に向かう。自動販売機があるのだ (^_-)  所々に赤いサザンカの花が 咲いている。花の薄い季節によく目立つ。紅葉の展望のいい場所がある。なんと、 一人のおっさんが汗に濡れたシャツなどを干していて台無しだ ^^;

 公園事務所で休憩したついでに昼食にする。付近のモミに日が射して奇麗だ ったので写真を撮ったりしていると、顔見知りの事務所のおっちゃんが出て来る。 話しをすると、生駒山直下のモミジが奇麗だった・・・ということだったので場 所を教えてもらい、信貴山へ向かう予定を急遽変更、そちらへ向かう。

 暗峠から尾根道に入る。この道を登るのも久し振りだ。暗峠からは薄暗い竹林 のに入り、小さなピークを右に巻くように進む。竹林を抜ける、ドライブウエイ に沿って行くと、やや広いパーキング可能なスペースに着く。ここから頂上直下 の急な登りだ。

 生駒山頂の遊園地に入る。日曜とあって、相変わらずアベックやファミリーで 賑わっている。たまに、ハイキングの姿を見掛けると、必ずといっていいほど中 高年だ。ベンチに腰掛けて、そんな喧騒をぼんやり眺める。

 辻子谷の方へ少し下って、教えられた脇道に入る。モミジポイントには十数本 のモミジの大木があり、紅葉も丁度の感じだったが、折悪しく日が翳ってきて写 真にはもうひとつ・・・  暫く待ってみるが、空は一面雲に覆われて動く気配 が無い。後ろ髪をひかれる思いでモミジポイントを後にする。まあ、いいポイン トを教えてもらったのだけでもラッキー・・・また、来年来よう (^_-)

 くさか園地まで遊歩道を歩き、石切駅へ下山する。

1997年 11月 16日 (日曜日) 晴れ後曇り  (メンバー)芳子

        11:20                近鉄瓢箪山駅                
        12:15- 12:25          旗立山近くの遊歩道              
    12:35- 13:00          公園事務所(昼食)                            
        13:45- 14:00   642.3m  生駒山                                      
        14:20- 14:35          モミジポイント                 
        15:05                くさか園地                    
        15:40- 15:45          近鉄石切駅                                  

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