ツリフネソウの咲く生駒山

1997年 10月 12日 (日曜日)

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愛しの生駒山
低山徘徊日記
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 もう、最近は堕落してしまって・・・というか、パソコンの方が忙しくて、な  かなか腰があがりません ^^;  なんと、11時34分のバスで出発です。

 今まで下りにしか使ったことのない「滝寺歩道」を登ることにする。近鉄生駒 駅を出て大阪の方向に進む。線路の北側入り、その道が急に狭くなるところから 左手の坂道に入る。確か、道標もあったようだ。すぐに、車も通らぬ細い道にな る。小さな橋で左岸に渡り、谷川に沿って歩く。まだ、この上に民家やお寺もあ るので、自転車を押して上がれるように階段の横にはスロープが作られている。 まっすぐ登って行くと、突き当たりに滝があり、行場になっているようだ。道は 左に折れて続く。左手下に誰もいないプールが見える。さらに坂道を行くと、ま た車の通れる道に出る。その少し手前から右手の階段道を登る。まっすぐ行くと 滝寺に行くのだが、その手前で右手へ下る道に入る。

 さきほどの滝の上・・・に出たことになる。一寸した公園風になっているのだ が、訪れる人は少ないようだ・・・日あたりの悪い、うら寂しい感じのところだ。 少し下って小さな橋を渡り、道なりに登っていく。いくつかの道筋があるが、ど れでも同じ処に辿りつくようだ。大岩がある。下山して来たときには、よくここ で一息入れたりする。大岩を過ぎ、左手に小さな墓場を見ながら直進する。ちょ っとだけ急坂の階段道を登ると小さなピーク。また、急坂を下っていく。ところ どころでドングリの実が、掃き集められたかのように沢山落ちている。右手に小 さな池、左手には車の通る道が現れる。まっすぐ進む。湿気の多い空気におおわ れた森の中の道になる。突き当たりには、また数軒の家が立ち並んでいる。右手 に折れる。森の縁を縫うようにしばらく行くと細い車道に出る。左は「宝山寺」 の標識がある。道路を横切って直進するのが「ふれあいセンター」へ続く道だ。

 ここからは、ほぼ水平道になる。下りに使った時も、「あまり傾斜のない長い 道だなあ・・・」とは感じていたが、登ってみると、驚くほど登りが無い (^_-)  こんな調子で尾根まで辿りつけるのだろうか・・・不思議な道だ。下りてくる3 〜4人とすれ違っただけの静かな道だ。もう少しすると落葉で溢れる道も、今は 丁度掃除でもされた後だろうか・・・さっぱりした感じだ。

 「ふれあいセンター」までやってくる。急に周りが明るくなって、人も多くな る。いつもはガラガラの駐車場もほぼ満杯状態。生駒スカイラインを越えて遊歩 道の入口の広場へ向かう。ベンチに腰掛け、遅い昼食にする。椅子など持ち込ん でバーベキューをしている子連れグループや、ハイカーで何時になく賑やかだ。 以前来たときより整備され、木のベンチや柵も新しく増えている。

 ひと休みした後、尾根筋のコースを南へ向かう。道端の草は刈り払われ、あま り花は期待できそうにない。ツルリンドウの花は終わり、赤い実が目立つ。写真 に撮るネタもないので、多少ヤケッパチでその実を撮ったりする。それでもやや ひんやりとした秋の風を楽しみながらゆっくりと歩く。舗装された遊歩道に出て 左へ進む。少し行くと「くさか園地」。園地の北の端から尾根沿いに下山する踏 み跡に入る。園地の下で本道に合流。

 ここからの下りの途中にツリフネソウのポイントがある。時期的に少し遅いの ではないかと思って「どうかなあ・・・まだ、咲いてるかなあ・・・」半ば諦め ながらも、ほのかな期待をもって下る。ポイントに近づき、目を凝らして沢の茂 みを見ると「おおっ、咲いてる、咲いてる・・・(^^)v 」最盛期は過ぎていたよ うだが、結構沢山咲いている。三脚を立ててパチリ。

 夕方に、所用があったので、石切駅へ急ぎ下山。

1997年 10月 12日 (日曜日) 晴れ  (メンバー)単独

        12:05                  近鉄生駒駅                                  
        13:05- 13:30           ふれあいセンター                            
        13:50                  くさか園地                                  
        14:20                  近鉄石切駅                                  

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