小春日和りの生駒山散策

1996年 12月 15日(日曜日)

TOP MENU
愛しの生駒山
低山徘徊日記
LAST PAGE


  生駒山にはちょっと悪いけど、生駒山を歩くのではもったいないほどの大快晴。
少し朝寝を楽しんだ後、いつものコースをいつものように歩く。

 近鉄石切の駅を出て北に向かう。遅い出発なので、もう下山してくる人も多い。
そんな人とすれ違いに緩やかな坂道を歩く。石切霊園の脇の坂を登ると、ハイキ
ングコースの入口。簡単な案内板もある。

  ザックを下ろして、ジャンパーを脱ぐ。ザックからタオルを取り出して、その
代わりにジャンパーを中に入れる。腕まくりをして登りはじめる。

  下りてくる何人か人と挨拶をかわしながら、谷道・尾根道の分岐に至る。何時
もは通り過ぎるところだが、ここの案内板の地図には、あまり使われない小さな
道も載っているのに気がついたので、写真に撮ることにする。準備していると、
「あっ、しもうた・・・^^; 」アングルファインダーを忘れたことに気付く。こ
いつの視度調節機能を使わないとピントを合せにくい・・・もう、目が悪いので
ね・・・^^;
  
  谷道を行く。途中の露岩の先で夫婦連れが休憩中。邪魔しちゃ悪いかな・・・
と、そっとすり抜ける。まあ、気を使うこともないけど・・・(^_-)
  
 尾根道への斜面をジグザグに登る。ふと、小沢のせせらぎのような音が聞こえ
る。「あれっ、こんなところに流れがあったっけ?・・・」一寸立ち止まって耳
を澄ます。「ああ、落葉の音なのか・・・」大して強い風も無いのにカラカラサ
ラサラと止めどなく落ちている。落葉の上をサクサクと歩いてみたくて選んだコ
ースだが、来て良かったとつくづく感じる。
    
  遊歩道近く「くさか園地」の手前から左の細い踏跡に入る。ふと、赤い実が目
に入る。ツルリンドウの実だ。今時赤い色は貴重だ。アバウトのピントで一枚だ
けシャッターを切る。
  
  少し登ると、園地の見渡せるところに出る。丁度お昼時とあって、そこかしこ
に家族連れがシートを広げている。遊歩道のベンチも人が一杯だ。一つだけ空い
ていたところに腰を下ろすが、一人で占領していても悪いので、一服しただけで
出発する。
  
  赤いサザンカの花が咲いている。この時期、貴重な花だ。そんな花を楽しみな
がら、遊歩道を南へ向かう。アジサイ園まで来て、今まで行ったことのない「野
草園」へ下りてみる。急な階段道を下りると、目指す野草園だが、今の時期、何
も咲いてはいない。

 暗峠へ向かう。いつも通るお寺の裏手の抜け道に入ると、犬の吠える声がする。
こんなところで犬の散歩をさせる人はいない・・・ギョギョッ  こりゃ、ヤバイか
も・・・立ち止まって見ているとハイエナのような野犬が歩いてくる・・・こり
ゃ、ほんまにヤバイ・・・引き返して正規ルートへ入る。

 暗峠から林の中を登り、大原山の頂上。写真のネタになるような花もないので、
素通りして公園事務所まで下りて昼食にする。自動販売機でジュースを買って、
持ってきたやきいもをかじる。

 下山も今まで通ったことのない谷道を通ってみる。でも、この道、すぐに舗装
された「らくらく登山道」へでてしまい、「かみつ嶽」からは、いつものコース
に合流。枚岡梅林へ下りる。

 梅林もポカポカ陽気で、親子連れのグループがシートを敷いてなにかやってる
・・・よく見ると、クリスマスツリーの飾りを作っている。こんな光景、以前に
も見たような気がしたのだが・・・思い出せない。

 少し休憩して駅へ向かう。

1996年 12月 15日(日曜日) 快晴 (メンバー) 単独

            11:40                  近鉄石切駅                                  
            12:30- 12:45           遊歩道                                      
            14:00          522.0m  大原山                        
        14:05- 14:20           公園事務所                                  
            14:50- 15:00           枚岡公園                      


『低山徘徊派! (^^)v』及び『ML低徘』へのご意見、ご感想はあきゆき(akiyuki@teihai.com)までお願いします。(黒江彰之)
サイン