傘さして弁当、生駒山

1996年 11月 29日(金曜日)

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愛しの生駒山
低山徘徊日記
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 荷物運びを手伝う用事があってとった休暇だが、急に予定キャンセルとなり、
 朝寝をしてのんびり休養しようと思ったのだが・・・

 何時もの通り7時には目が覚めてしまい、一人パソコンに向かってホームペー
ジの変更を行う。それにも飽きて、9時過ぎには食事。「ヤッパ、生駒でも行っ
てみるかぁ」ということになる。11時34分のバスで出発。

 朝方は障子越しに明るい陽射しを感じていたのだが、いざ、玄関を出てみると、
どんよりとした雲行き。曇っていても、降りそうな感じと降りそうでない場合と
・・・なんとなく判るものだ。「これは降るかな・・・」と感じたのが当たって
しまう ^^;

 入山は近鉄瓢箪山。駅前で弁当に寿司を買って歩きはじめる。鳴川峠へ向かう
ルートだ。まだ、降っていない。暫くは民家の間を行く。山道に入り、峠までの
中間点にある水車小屋跡に差し掛かる。一寸時期を過ぎたとはいえ、この辺りの
紅葉も侮れないものがある。身近のこんないいところを疎かにして遠出をしてい
るあいだに、盛を過ぎてしまったみたいだ ^^;  生憎の曇天に色は冴えない。
写真にはちょっと苦しいが、目で見る分には十分楽しめる。

 水車小屋跡の少し手前で左の斜面に取付けられた「遊歩道」へ入る。遊歩道と
はいえ寂れた道で、急斜面をジグザグに登る。途中にきのこの形をした小屋みた
いなものがあったりするのだが、あまり使う人はいないだろう。この道に入った
あたりからポツリポツリと雨が落ちてくる。ひとしきり登って舗装された遊歩道
に出る手前で、とうとう傘を取り出す。

 そんなに酷い雨でもないが、生駒山で傘をさすなんて珍しいことだ。出会う人
もない山道を旗立山へ向かう。

 旗立山で昼食。傘をさしたままの昼食もまた珍しい。いつか出かけた剣尾山で
の傘さして立ったままでの昼食を思い出す。今日は腰を下ろせるだけマシだ。あ
まり長く休憩していても寒くなってくるだけなので、食事も早々に切り上げる。

 一応、大原山へ登って、枚岡へ下りることにする。大原山の山頂も、人っ子一
人おらず、今日は殺風景。何時も、一寸休憩する公園事務所も今日は素通り。下
山途中、5〜6人のオバちゃんパーティを追い越す。やっぱり、登っている人も、
いることはいるのだ・・・(^_-)


 近鉄枚岡の駅まで来ると、ハイキング姿の人も何人かは見掛けましたが、この
 天気では写真も数枚しか撮れなかったし、あまりパッとしない山行でした。		
1996年 11月 29日(金曜日) 曇り後雨 (メンバー) 芳子

        12:30                 近鉄瓢箪山駅                
        13:10                  旗立山近くの遊歩道              
        13:40- 14:00           旗立山                        
        14:05          522.0m  大原山                        
    14:10                  公園事務所                                  
        14:40- 14:50           枚岡梅林                      

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