キンランの咲いていた生駒山

1996年 5月 23日(木曜日)

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愛しの生駒山
低山徘徊日記
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  午前中、私の勤務する会社の株主総会に出席。私も、一応は、れっきとした株
  主なのだ (^_-)  いつものようにシャンシャンと20分程で終了したので、
  午後から生駒山へ出かけました。
  
  
  先日見掛けたウラシマソウ。どうなっているかと思い、石切駅から同じルート
を登る。スタートが遅かったので、初夏の陽射しが強く、木陰の多い山道に辿り
つくまでに、大汗をかいてしまう。いよいよ山道に入って、前回ウラシマソウの
咲いていた辺りを探してみるが、その時と比べても草の茂みが濃くなっていて、
その場所すらなかなか判らない。ウロウロと探して、ようやく発見。でも、花は
茶色くしぼんで小さくなっている。花の命は短い・・・というが、何日くらい咲
いていたのだろう。
  
 中程まで登ると、分岐があるが、いつも使う谷道ではなく、今日は尾根道を選
んでみる。最初に階段道で尾根の中腹まで一気に登って水平道に入る。人工的な
階段道の登りは好きではないので、この道はあまり使わないのだが、久しぶりに
来てみると、谷道と違って風通しのよい爽やかな道に感じる。

 やがて、谷道との合流地点を過ぎ、頂上直下のくさか園地の手前に出る。左手
の尾根の細い踏み跡に入る。眼下にはまだ数ヶ所にツツジが咲き残っている園地
が見渡せる。平日とあって、人っこ一人いない。

 遊歩道に出てくる。珍しく乗用車が入っていて、管理事務所の人だろうか、一
人の男性が壊れた道路の調査をしている。軽く挨拶をかわす。ベンチに腰を下ろ
し、おやつに持ってきたパンをかじる。木陰には風もあり、滴る汗も急速に冷た
く感じるようになる。

 ここから、大原山へ向かうことにする。アジサイ園の近くでは、もうアジサイ
の若葉が随分青々と育ってきている。もうすぐ、花の季節になる。その頃、また
来ることになるだろう。

 額田コースの分岐を過ぎたところから、以前に一度入ったことのある細い踏み
跡に入ってみる。少し登ると前方に黄色い花が咲いている。キンランが咲いてい
る。早速、写真に撮る。

 一旦、生駒縦走路に出るまで登って、縦走路を大原山を目指して下っていく。
暗峠から少し登り返して大原山山頂に到着。山頂の広場にはハイキングの人が数
人。のんびりとベンチで昼寝をしている人もいる。山頂の片隅には小さな植物園
が作られていて、四季おりおりの山野草が植えられているが、現在は"改装中"の
ようで、縄で囲いがしてある。

 旗立山へ下り、公園事務所へ向かう。途中にツツジが奇麗に咲いている。自生の
ものではないようだが、今が真っ盛り。

 もう5時を回っていたせいか、公園事務所は閉まっていた。自動販売機は動い
ていたので、ジュースを一本飲む。喉の乾く季節になってきた。しばらく休憩し
て、枚岡駅へ下山する。

1996年 5月 23日(木曜日) 晴       (メンバー)単独

        14:00                  近鉄石切駅                                  
        14:40- 15:00           遊歩道                                      
        16:30- 16:40   522.0m  大原山                                      
        17:10- 17:20           公園事務所                                  
        17:55- 18:06           近鉄枚岡駅                                  

『低山徘徊派! (^^)v』及び『ML低徘』へのご意見、ご感想はあきゆき(akiyuki@teihai.com)までお願いします。(黒江彰之)
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