残雪の生駒山

1996年 2月 29日(木曜日)

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愛しの生駒山
低山徘徊日記
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 およそ2ケ月ぶりに生駒山の様子を見てきました。なにか咲いているかな・・
・と、注意して歩いてみましたが、何時もの年より花の咲くのは遅いような感じ
がしました。

 久し振りの平日の休みに、朝はのんびり構えていたのだが、取敢えず生駒に行
ってみようと、11時14分のバスで出掛ける。

 石切から「くさかコース」を登る。登山口でランニング登山の単独男性が準備
中。駅からここまで、一寸歩いただけでも暑くなってきたので、私もジャンパー
を脱いで身仕度する。彼の後に付いて登るが、途中でコースが分れてしまう。一
汗かいて、山頂直下の遊歩道に着く。平日とあって登山者はチラホラ。遊歩道の
工事車輌が入っているが、丁度お昼休みのよう。

 ここから、大原山までは緩やかな起伏の遊歩道。なにか花は咲いていないか、
時々立止まって付近の崖や土手を見ながら歩く。日当たりの良い曲がり角で、オ
オイヌノフグリのルリ色の小花を見つける。珍しいものではないのだろうが、早
速カメラを出してパチリ。

 更にゆっくり登って、「あじさい園」の近くまで来ると、急に残雪が多くなる。
日陰の部分だけでなく、遊歩道も雪に埋もれている。雪の降った翌日に登ったり
すると、雪の積もっていても不思議はないが、このところ暖かい日が多いので、
一寸驚いてしまう。この雪は異常だ。遊歩道にはタイヤの跡を除いては真っ白に
なっているところもある。これは、家内に話をしても、信じて貰えそうになかっ
たので、話のネタに、一枚パチリ。

 額田から上がって来るコースとの交差地点付近から、今まで通ったことのない
踏み跡に入ってみる。恐らく上の縦走路に繋がっていると思われ、縦走路の方で
も、こちらへ下りているのではないかと思われる分岐を確認している。今日は丁
度いい機会だったので、それを確認してみることにする。短い距離だが、こうい
うヤブ道を開拓するのが好きな人がいるみたいで、要所要所には赤いテープが貼
ってあって、踏み跡も意外にしっかりしている。15分程で、縦走路の予想して
いた場所に出てくる。

 縦走路を下って、暗峠へ向かう。縦走路は解けた雪で泥濘が酷いかと思ったが、
さほどではなかった。

 大原山の頂上も静か。殆ど人気が無い。履いて来た靴が、先日足を捻ったとき
のヤツで、どうも安定が悪く、また、足首が痛くなってくる。頂上のベンチで一
休みする。

 頂上付近で、珍しげな(珍しくはないと思う)花や木の実の写真を数枚。現像し
てから名前を調べてみよう。

 公園事務所を経て枚岡へ下山。途中の「神津嶽」付近の遊歩道の傍らで、レス
トハウスかなにかの工事をしていた。設備がよくなるのに何がなんでも反対・・
・ということでもないが、あまり人の手が入るのも如何なものか。

 枚岡梅園は丁度五分咲き程度で、梅の木の下で宴会をやってる人もいる。隅っ
こでコソコソと着替えをして、ついでに、梅の写真も何枚か撮る。ここで、今日
始めて三脚が役に立つ。

1996年 2月 29日(木曜日) 晴後曇り    (メンバー)単独

        11:50                  近鉄石切駅                  
        12:40- 12:50           遊歩道                      
        13:50- 14:00   522.0m  大原山                      
        14:45- 15:15           枚岡梅園                   
        15:20                  近鉄枚岡駅                   

『低山徘徊派! (^^)v』及び『ML低徘』へのご意見、ご感想はあきゆき(akiyuki@teihai.com)までお願いします。(黒江彰之)
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