こぬか雨の生駒山散策

1995年 4月 30日(日曜日)

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愛しの生駒山
低山徘徊日記
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 14時54分のバスで出発。15時30分、近鉄の石切駅に到着。駅の前の自動
販売機で飲物を買って、スタート。どうせ、出発が遅いので、今日はのんびり登る
ことにする。

 古い石切トンネルの前を通り、石切霊園の横の舗装された坂道を登って行く。左
手にハイキングコースの案内板があって、山道に入る。

 すぐにシャガの花。ここだけにある・・・ということは、誰かが植えたのだろう
か。登山道の両脇にはツツジの花が目立つ。満開の花もあれば、ツボミも多い。足
元には黄色いタンポポの花や白や薄い紫の小花が多い。

 一汗かいたところで、尾根コースと谷コースの分岐に出る。今日は谷コースを行
ってみることにする。といってもすぐに尾根への登りとなって先程別れた尾根コー
スと合流する。ただ、今回は、左へ登り尾根コースへ交流する少し手前で直進して、
今まで行ったことのルートをとる。

 沢のドンヅマリのようなところに大きな岩があり、苔むした感じの石の祠や石碑
がある。そこで沢を渡って左岸に移り緩やかに斜面を登って行く。やがて、もう一
つの石切からのコースである「アケビの道」から派生するコースに合流。なだらか
な尾根を登ると山頂直下の舗装された遊歩道に出る。遊歩道に出るときに、危うく
踏んでしまいそうになった低い黄色い花はセイヨウタンポポか?

 遊歩道を左へ行く。ツツジの花が多い。時折椿の花が・・・
 日当たりのよい右手の土手には僅かにワラビも見られ摘みながら歩く。でも、見
つけることが出来たのは一ヶ所だけだった。途中から右手の山道に入る。白い小さ
な花がある。アセビの花だ。別に小さな白い花がある。アジサイのような葉っぱだ。
「ヤマアジサイかな・・・」などと適当に名前を付けておく・・・(^_-)

 タンポポやスミレの花も多い。珍しい花ではない。家の裏にも咲いている。小さ
な白い草花が沢山咲いている。あちこちで見掛ける。帰ってから図鑑で調べてみる
とチゴユリというようだ。
 
 生駒ふれあいセンターのところから生駒へ下山することにする。スカイラインを
渡るとツツジが多い。一部は道路の端に植樹されたものだ。低く刈込まれている。
左手下に鮮やかな紅のツツジが・・・「うん、これはアカヤシオじゃないか・・・」
と適当なことを言うが、一寸小さい・・・多分、違うだろう・・・綺麗だったので、
一応、写真を撮ろうとカメラを取出していたら三脚を持った家内はトットと行って
しまっていて、曇りの夕暮れでもあり、絞りを開放にしても1/8秒。手持ちでは
チト無理か・・・(^^;

 この辺り、ヨモギも多い。その気になれば、幾らでも採れそうだ。ダンゴでも作
ればいいのだが、家内にその気はなさそうだ・・・(^_-)
 雨の為少しぬかった山道を下りる。最近は日も長くなった。なんとか明るい内に
近鉄生駒駅に到着。今日は一日よく働いた・・・ということで家内も疲れている。
優しい夫としては生駒で夕食を食べて帰ることを提案。なじみの洋食屋へ向かう。
ここは、ごはんのおかわりが出来るのが嬉しい。

1995年 4月 30日(日曜日) 小雨    (メンバー)芳子   

        15:30                  近鉄石切駅                                     
        16:30                  遊歩道                                       
        18:20                  近鉄生駒駅                                      

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