Wonderful Mountain Wandering

檜塚奥峰「台高」

1994年 8月 28日(日曜日)

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低山徘徊日記
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□大又から明神平・檜塚奥峰方面を探検してきました。出来れば、檜塚まで
 行きたかったのだが、途中、迷ってウロウロ。

 実は、檜塚奥峰も、もう帰ろうとして、又、迷い、展望のきく所へ上がろうと、
 登ったところが、タマタマ、檜塚奥峰だったのだけのこと (^^; (^^)v
 
□大又林道
 大又の集落から登山口までの林道は、以前よりも荒れている感じだ。林道終点の
 5〜600手前で、小さな崩落の為、通行止の表示と車止めがある。でも、通れ
 ないことはない。

□林道終点から明神平
 少し登った地点、右からの沢を渡った処辺りに、薊岳へのルートがあったのだが、
 随分荒れていて、案内表示板も無くなっていて、踏み跡も雑草の中に埋もれて消えて
 しまったようだ。

 普通のルートの方は、随分整備されていて、以前、登山道の一部が落ちていて、
 気をつかったところには、鉄の橋や木橋が掛けられていたりして、随分良くなって
 いる。休憩のベンチも2ケ所くらい作られてる。

□檜塚奥峰への道
 赤テープを確実に追って行けば、迷うことは無かったのだろうが、途中に現れた
 黄色テープに惑わされてしまった。檜塚奥峰付近は尾根が広い上に、幾つもの
 不鮮明な踏み跡が縦横にあって、2.5万図とコンパスは必携。

 途中、沢登りの一行に出会うが、彼等の下山ルートは又別にあるようで、どこかへ
 消えてしまった。

 明るく開けた低い笹の原は、何処を歩いても、歩けるので歩き易いけど迷い易い。
 大した起伏もなく、のんびりムードで、山の深さを味わいながならの気持ち良い
 山歩きができる。

□鹿の群れ
 先日大台に出掛けたときも、日出ケ岳山頂や正木ケ原辺りで沢山の鹿を見たが、
 もう、人に慣れているのか逃げようとはしなかった。

 でも、ここの鹿は違う。私達の、笹を踏む足跡に驚いて、4〜5頭が一斉に
 走って逃げて行く。彼等も不意の闖入者に驚いたのだろう。ドドドッという
 彼等の走り去る足音に、私達の方も吃驚してしまった。

□秋の気配
 はっきり言って、あまり暑くなかった。汗かきなので、汗はかいたけど、
 行仙の時のような渇きは無く、尾根道で時折、直接陽を浴びても殆ど消耗は
 なかった。

 林道終点まで下りて来たときも、水に飛び込みたいほどの状態ではなく、濡れた
 タオルで、汗を拭う程度で、十分気持ち良く感じた。

 薄曇りのせいもあってか、山の上は、もう、秋の気配です。

□「秋に、もう一度、歩いてみたい」と家内と話しながら帰って来ました。

  今度は、もう迷うことはないだろう・・・と思うのだが・・・(^^)v

1994年 8月 28日(日曜日) 曇 (メンバー)芳子

        09:30                  林道終点                                        
        10:50- 11:00           明神平                                         
        13:00- 13:20  1441.0m  檜塚奥峰                                        
        14:40- 15:20           明神平                                         
        15:50- 16:20           林道終点                                       

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