Wonderful Mountain Wandering2004年 01月 28日(水曜日) 晴 |
大晦日の夜、近くの神社に初詣には出かけたのだが、人出の予想された春日大社は未だ・・・そこで・・・ 1月も終わりに近づいたこともあり、ようやく出かける。平日とあってどこも空いている。駐車場もガラガラだ。『破石』あたりに止めることもできるのだが、このあたりは、一応駐車禁止地域。それに駐車場に入れると交通安全の祈願がついている (^_-) 春日大社から手向山八幡宮、東大寺鐘楼・・・と周り、その後、一旦車に戻り、身支度を整えて、さて芳山へ・・・ 芳山はホヤマという。『破石(ヤブレイシ)』から柳生へ通じる古い道を首切地蔵にむかう。古びて途切れ途切れに続く石畳の道が歴史を感じさせる。首切地蔵からはいくつかのルートが考えられるが、『穴佛』の下を通り、一度ドライブウエイに出るコースをとる。ドライブウエイを少し歩き、カーブのところから峠の茶屋へ向かう道に入る。峠の茶屋の少し先から左手の細い山道に入る。小さな社への入口と同じになっていて、ほんの数メートルだけ舗装されている。 以前に一度来たことがあるので、道に迷いはなかったが、『最近は入山禁止になっている』という話を聞いていたので、その点がちょっと心配。しかし、行ってみると、鉄格子のゲートが出来ていたものの、入山禁止にはなっていない。ゲートは鍵もかかっていない。入ってすぐに左に登る道があるが、ここは直進。やや下り気味の道を行く。 兎に角、入山禁止にはなっていなかったので、ホッとして、芳山石仏から山頂へと辿る。山頂はさしたる展望もないヤブ山だが、風もなく、時折陽が射してポカポカと気持ちがいい。簡単におにぎりを食べて、さて下山。前回はここから来た道を引き返したのだが、今回は、GPSを持っていたので、尾根道を石切峠(峠の茶屋)へ辿ってみることにする。 一旦鞍部に下る。右(西)に下る踏み跡もあったが、2.5万図の点線道を踏襲。ここは直進して次のピークを目指す。ピークには『大乗院殿御陵山』の石柱が建っている。ここの方が、芳山より標高は高いようだ。 ここには、ちょっと判りにくいけど、小さなプレートに『石切峠』を示す分岐表示があって、倒木を乗り越えるようにして、南方向へ続いている。ちょっと考えた末、分岐表示に従って、少し怪しげな道に入る。 初め、踏み跡は左手の尾根に入りかけるが、すぐに右手の尾根に下る。ちょっと不鮮明なところもあるが、テープが続いているので確認しながら下る。 ほどなく、峠の茶屋の裏手に出る。崖になっているので右手にテープを辿り、舗装道路に下り立つ。最後は、かなり急斜面で取り付けられた補助ロープにぶら下がりながらの下りで、かなり面白い。往路にこの道を通った時には、ここに取り付きがあるとは気が付かなかったが、よく見ると7〜8メートル上に、『芳山』を示す小さなプレートもあった。まあ、好きな人が補助ロープなども設置したのだろう・・・ 峠の茶屋まで行って『草もち』を買い、食べながら引き返す。往路とは違う『地獄谷石窟佛』を通るコースで首切地蔵に戻り、ここからも往路に使わなかった車道で振り出し地点に戻る。 さほど標高差はなかったが、初詣でを含むと6時間近く歩く。最近ではよく歩いたほうだ・・・今回は、帰りが遅くなってしまったので、野鳥観察はパス (^_-) ◇◇◇ この山の記録 ◇◇◇ |
2004年 01月 28日(水曜日) 晴 (メンバー)芳子 |
着時刻-発時刻 | 標高 | |
11:35-11:45 | 138.0m | 春日大社 |
12:35 | 367.0m | 首切地蔵 |
12:45 | ドライブウエイ | |
12:55 | 475.0m | 峠の茶屋 |
13:15-13:20 | 芳山石仏 | |
13:25-13:35 | 517.9m | 芳山(昼食) |
13:45 | 526.0m | 大乗院殿御陵山 |
14:00 | 石切峠 | |
14:05 | 475.0m | 峠の茶屋 |
14:30 | 地獄谷石窟佛 | |
14:40 | ドライブウエイ | |
14:50 | 367.0m | 首切地蔵 |
15:45-15:55 | 138.0m | 春日大社 |