Wonderful Mountain Wandering

北山師岳を求めて・ほしだ園地「大阪」

2003年 04月 19日(土曜日) 曇り後小雨

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低山徘徊日記
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ルートマップ




 私のホームページをご覧になった方から『北山師岳』というのがある・・・とお聞きして、早速探しに行ってきました。その方も、明確に場所を記憶されていないということでしたが、いろいろヒントを頂き、271ピークではないかと目星をつけて出かけました。
さて・・・うまく見つけることが出来ましたでしょうか・・・・ (^_-)


 車で入山地点に向かっていると、意外にお天気はいい。曇ってはいるが、時折日が射したり、青空の部分があったりする。こりゃ、カタクリの方へ行くべきだったかな・・・と未練を残しながら車を走らせる。

 今日のスタートは『飯盛霊園』の奥の駐車場。少し戻ったところに登山口がある。ここから登るのは2度目だ。勝手は判っているが、一登りしたところの分岐で、前回は通っていないルートに入る。今日は勝手の判らないコースなので、GPSとPDAを繋ぎ、現在位置と取り敢えずの目標としている『271ピーク』を睨みながら、それらしき分岐を探しながら歩く。

 何人かのハイカーとすれ違う。マイナーなコースだと思っていたが、そうでもないらしい。しばらく歩くと、左手の尾根に向かう割と緩やかな道があった。草の生えた道を少し登ると、尾根道に出る。目的地は右だけど、左手が、前回来た時帰りにちょっと踏み込んだ尾根に繋がっている・・・のではないかと思い、少し入ってみる。PDAでそのルートが確認できたところで、引き返す。

 先ほど登ってきた分岐を直進。目的のピークを目指す。小さなアップダウンを繰り返して、少しづつ近づいていく。

 頂上直下の鞍部で急な下りがあり、峠道でも通っていそうなところに下り立つが、使われてはいないようで、右にも左にも進めないようだ。急な登りを少し登るとピークに出る。ここも尾根道が通っている。右手の『ほしだ園地』の方からのルートがあるのだろう。当初は、ここが『北山師岳』ではないかと思っていたので、休憩も兼ねて念入りにプレートを探す。しかし、見当たらない。ここではなかったようだ。・・・でなければ、もっと先の『278ピーク』あたりか・・・ということで、先に進むことにする。

 黒いプラスチックのステップの階段道を下り、登り返すとまた立派な尾根道に出る。ここも、右手は『ほしだ園地』の方からのルートみたいだ。左に辿る。左手は、すぐ下がゴルフ場。話し声が聞こえる距離だ。

 道なりに緩やかに登ると、尾根道に出る。案内プレートがあって、「この上→北山師岳」「←星田山」とある。ああ、ここだここだ・・・と思い、右にほんの少し登ると『北山師岳』。



「北山師岳」山頂にて


 この山を紹介して下さった方が送ってくれた写真の山名プレートがある。大きな送電鉄塔の下だ。GPSで確認すると、『278ピーク』の手前のピークだ。2.5万図には標高が出ていないので、いくら探しても該当する三角点がなかったはずだ。一息入れて、写真を撮ったりする。さしたる展望はないが、ツツジが咲いていて気持ちがいい。風も心地よく、一番いい季節なんだ。

 初めはここで引き返すつもりだったが、さっき「←星田山」と書いたプレートがあったので、そちらに行ってみることにする。それが『278ピーク』のようだ。一旦大きく下り、鞍部から送電鉄塔に向かって登り返す。鞍部で、谷道を下ると『星田』へ至るようだが、定かではない。


 登り返すと尾根筋に出る。右手からの踏み跡もあるが、左に登るとほどなく『星田山』。名前の割には地味な山頂だ。プレートもショボイ (^_-) 


「星田山」山頂にて


 ここから同じ道を引き返すのも芸がないので、ゴルフ場の縁に沿った尾根道をR163まで南下することにする。ただ、今回の失敗だが、PDAに入れた地図の外に出てしまって、正確なナビが期待できない。

 しかし、左手にはゴルフ場が近くに見えるし、右手も平地が広がってくる。ルートに不安は感じなかったが、しばらく行くと分岐。直進してみると、ゴルフ場の縁に出てしまいそうな感じ。《今、じっくり見てみると、このまま行くのが正解だったかも》  そこを歩く訳にも行かないので、分岐まで戻り右手に入ってみる。しかし、このルート、途中で不鮮明になり、ウロウロすると、今度はホントにゴルフ場の縁に出てしまう。

 引き返して、藪っぽい道や草叢を行くと、右手に農道が見えてくる。そこに下りようとするが、近いのに道との間に濃いブッシュがあって、仕方なくやみ雲に下る。なんとか農道に出る。後は農道を旧R163に向かう。ただ、近くになんかがあって、ひどい異臭がする。ここは、通るべきではない (^_-)

 旧R163を左折、自動車道の縁を、少し下る。歩道のないところもあるので、歩きやすいとは言えない。『寝屋川市野外活動センター』の前を通り、なお下っていくと、やがて『飯盛霊園』の入り口に着く。入り口から少し入ったところの自動販売機で飲み物を買い、飲みながら駐車地点に戻る。雨が少しパラつきはじめる。車に着いたとたん、本格的に降り始める。園内のサクラはほとんど散ってしまっているが、八重がまだ綺麗だ。ツツジが盛りを迎えようとしている。ここで、昼飯にして、帰途につく。

 しかし、この雨の中を、まだ登っていく人も見かける。かなり人気があるコースのようだ。


『ルートマップ』をご参照ください。

ツツジ
ツツジ


2003年 04月 19日(土曜日)  曇り後小雨 (メンバー)単独

着時刻-発時刻標高  
10:15-10:25  飯盛霊園奥(駐車場)
10:45  ハイキング道から左の分岐へ
11:10-11:20 271.0m 271ピーク
11:45 268.0m 北山師岳
11:55 278.0m 星田山
12:30  農道に下り立つ
12:45  旧R163出合(逢阪集落)
13:10  『飯盛霊園』入口
13:25-13:40  飯盛霊園奥(駐車場)
標高表示には地図より読み取った推定を含む


◇◇◇ この山の記録 ◇◇◇
  • #551 2002.12.26 「大阪」星のブランコで奇遇奇遇・ほしだ園地
  • #553 2003.01.18 「大阪」星田園地まで行ってみる・くろんど園地
  • #558 2003.02.09 「大阪」星田園地まで行ってみる2・くろんど園地


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