岳の洞(学能堂)山「曽爾」

1992年 6月 14日(日曜日)

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低山徘徊日記
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 近鉄名張駅、9時25分発奥津(オキツ)行きバス乗車。10時30分杉平下車。
近鉄時刻表では"35分発"となっていて、あわや、乗り遅れるところだった。

 杉平のバス停から、20メーターばかり戻ると、左手へ登っていく道がある。
角に「いせみち」と書いた石標がある。少し登ると水谷林道の標識。橋を渡り、
ダラダラと300メーター程登っていくと、左の林に入る道がある。入り口は広
くなっている。ここからはポイント毎にテープがある。テープを確認しながら進
んでいく。2〜30分登ると林道の終点と出会う。ガイドブックによると、先程
別れた林道の終点らしい。この林道は材木がごろごろして、荒れている感じだ。

 林道を横断し、更に山に入っていく。入り口には、小さな表示板やテープがあ
る。ここから3〜40分きつい登りを登りきると県境尾根に出る。登りはきつい
が、杉木立の中で、割と涼しかったので、気持ち良く登れた。家内は金曜日に、
三郎ケ岳にオバングループで登った直後なので、ちょっとシンドそうだった。

 12時、県境尾根。尾根に出たところで左に曲がれば、ここから山頂までは、
ダラダラと約30分。クマ笹をかき分けるような道になる。山頂は一寸開けてい
て、シートを広げて弁当にする。今日はカップラーメンを作る。

 大洞・倶留尊・古光・三峰等四方の展望は申し分ない。

 13時半、下山開始。登ってきたとは反対側の踏み後を辿る。すぐに、急な下
りとなる。立ち木のない坂を滑らぬように用心して下りる。10分ほどで急な下
りは終わる。右方向への踏み跡があるが、曲がらず、まっすぐの道を取る。よ
く見ると、古須磨峠への小さな表示がある。しばらくの間、平坦な道を行ったり、
下ったり、登ったり・・・ 942メートルの表示板を過ぎ、少し登ると鉄条網
の柵に出る。柵に沿って歩く。やがてクマ笹とイバラの多いヤブ道となる。ひた
すら前進。ヤブを出たところで、右へまがる踏み跡があって、どちらに行くか、
一寸迷うが、まっすぐの道をとる。あとは又、ヤブッぽい道を前へ前へ。

 ヤブ(といっても道はしっかりしている)を抜けたところで、右に折れ、杉の
木立の中に入る。実を言うと、ここが小須磨峠なのかよく分からなかった。まっ
すぐ行って再びクマ笹の中に入る道もあったので、不安を感じながら、杉木立の
道を下り始める。ここからは、ひたすら下りるだけだ。途中で何度か、道を間違
えたのかと不安になったが、結局はコスマ谷の林道に出た。途中に何ヶ所かテー
プがあったのが救いだった。

 後から考えると、道は間違っていなかったのだと思うが、途中、ガイドブック
にあった、白土山(940メートル)と小須磨峠を確認できなかったのが、不安
の原因になった。

1992年 6月 14日(日曜日) 曇    (メンバー)芳子

        10:30          370.0m  杉平                          
       12:00          910.0m  県境尾根                              
       12:30- 13:30 1,021.6m  岳の洞(学能堂)山                            
        15:00          520.0m  神末村                          
        15:30- 15:46           神末バス停                  

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